- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408537146
感想・レビュー・書評
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驚愕。とまではいかなかったけど、それは読んでいるときのテンションの問題かも。
普通にいい本だった。ちょいちょい海堂さんとダブったけど、より恋愛に重きを置いていて、より内容が軽い。よりハッピーエンド寄り。
主人公がにぶい本はいらいらしてしまって少し苦手。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今世紀になったばかりのころだったか ... 『ハゲタカ』の真山仁氏が、別の筆名で出した生保破綻を描いた小説 ....
細かいところは忘れてしまったけれど、ヤミ金の資金回収策の最後の手段に、保険に入らせて事故死させる ...というのがあった。
ジュリストなんかに載ってる判例の中のときどきでてくる「その後、乙は死亡」って .....?と寒気がした。。
そんなことを思い出させてくれたこちらの作品は、2018本屋大賞候補、 初・知念実希人。
知念氏、現役のお医者さんだそうで、医療ミステリが主戦場なのかな?
ただ、本作は、恋愛小説、それも限りなくライトノベルで不治の病とか、資産とか、遺言書とか、ハーレクインロマンス(読んだことないけど)風味です。
ただし、主人公は男性。
20代研修医。こ
れが限りなく女運のいいヤツで、なによりも元カノのデキ女ぶりには あんぐり です。
知念さん、中高は男子校なんだろうな。
葉山、広島、鞆の浦、横浜山手と旅情も楽しめるので、旅のお供にはいいかも。
男性のほうが 楽しめるんじゃないかな。 -
タイトルに惹かれた。崩れる脳‥なんて医師作家の 知念さんならではのタイトルだ。でも、プロローグの2ページがなければ 恋愛小説 と思うような内容で進んでいく。ホスピス病棟にいる美しい患者と研修医。崩れる脳とは彼女のことなのか?そう思って読み進めていく。
プロローグでは「僕の前から彼女を消した犯人」を探し当てた所から始まる。不穏な出だし。このプロローグに至るまでの過程が面白かった。恋愛の描き方にぎこちなさはあるものの、後半のミステリーらしい展開はページが進んだ。 -
どんでん返しもあって、気になり一気に読んだ。主人公が、子供じみた所と冷めた所があるけど、彼女と会って変われたのはよかった。じゃなきゃ凄く嫌な医者になってそう。
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そりゃこの作品、間違いなく何かしら賞取るぜ、というのが一読した印象である。
ある病院に研修医として勤務する主人公。彼は一人の女性と出会い、やがて愛するようになるが。
もう切なくて愛しくて涙が出る。こんなもん書けるのは才能だし卑怯である。知念実希人、一筋縄ではいかない作家である。そう認識を新たにした。 -
あのラストは全く想像してなかったので、新鮮だった。
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後半はびっくりと感動が何カ所も!一気読みした。
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面白いトリックだと思った。