- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408537214
感想・レビュー・書評
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初めての羽田圭介。
3つのストーリーが、ちょっとずつ繋がってる。
地域から闇組織を通って国家への3つのストーリー展開。
専門用語がいっぱい出てきて、下調べの丁寧さが感じられる。
3つとも全然知らない世界だったから、ネットで画像検索しまくりました。
「盗まれた顔」も読もうかな。 -
うむ、小説の中だから楽しい(^^)
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遅めのランチの話かと思いきや(んなことあるわけない)..... 以前、軽いカルチャーショックと共に観た”30分探偵”が頭に浮かんだ(堂本君)w ナウいです(言葉は古いですw)!
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忙しい仕事でランチの時間が夕方となってしまう。
そんな厳しい世の中で働いている姿に、魅せられてしまいました。
3編とも非日常の世界のようでしたが、実際にあるのでしょうね・・ -
思ってた程クセはなかった。
普通にそこそこ面白かったが、それ以上の感情もない。 -
3本の短編作品集。共通するのは、主人公がその道の職業人で、仕事を終えるため昼食抜きの長い1日に携わる。
働き方改革でホワイトな仕事がもてはやされる世の中で、本作に登場する3人はそれとは逆の生き方を選び、仕事を通して学んだ技術が人生の破綻から救い出してくれる。食事をとる間もなく仕事に没頭することと、定時退社でライフバランスを重視することとどちらが大事なのか。ちょっと考えてみたくなる。 -
羽田圭介さんの本は初めて読みました。
中編3作。
グリーンゾーンは、ガソリンスタンドで働く女の子が主人公。
内なる殺人者は、殺し屋さんの話。
誰が為の昼食は、編集者が主人公です。
3つとも何かに追われてランチが遅くなるお話。
3つ目の話がちょっとだけスリリングで入り込めました。 -
TVで面白キャラ全開のお姿を拝見していた羽田さん、、、
こんな面白い小説が書ける方だったのですね!(笑)
純文学の人だと思っていたので、このエンタメ系炸裂の短編集にはびっくりさせられました。
しかも面白いし。。。
この三人の主人公たち、様々な事情から
なかなかランチにありつけないのである。
共通しているのは、プライドを持って仕事をしていること。
食べて行くための手段だけではない
『食べる』という大切な欲求を我慢してでも
仕事のに没頭できる彼、彼女たちは最終的には幸せそうだ。
ちょっとだけ非日常なお仕事の世界を垣間見ることができて楽しかったです。 -
2018 11/17