総理の夫 First Gentleman (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553184

感想・レビュー・書評

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  • 小さな党の党首をやっていた妻が総理大臣になった。そして鳥の研究者だった主人公は総理の夫となった。
    日記形式で総理の夫として妻の仕事や生活の変化などを記していく。

    夫がアホすぎる。
    自覚がなさすぎで妻すらも窮地に陥りそうになったりする。
    あと非現実的な出来事ばかりなので、こういう感じではしばらく日本には女性総理大臣なんて出てこないのかなと思ったりする。

  • 全体的に浅かった。ハラハラするほどの山場もなかった。

  • まあまあかな。
    時々、読むのが辛くなった。

  • ブクログで見かけて興味を持って購入。実業之日本社文庫なんて初めて買った気がする。

    こんな総理大臣が現れてくれたらいいのに、という素敵な女性総理と、愛すべきその夫。映画化したら良さそうだけど、小説としてはうまくいきすぎてなんだかなぁ、という感想。

    今はもう少し文学寄りの小説が読みたい気分。

  • 原田マハさんの
    『総理の夫First Gentleman』読了。
    これは妻が第111代総理大臣となった鳥類学者の夫・日和さんの綴った日記です

  • 日記という体裁としては違和感のある文体、場面転換。
    型にはまったキャラクターが形式ありきのイベントを消化する印象。

  • なかかな読み進めなかった本。主人公である総理の夫の日記の形式で物語が進むが、その語り口がどうにも口に合わなかった。特に読者(あなた)への語りかけがくどい。
    面白くなったのは、妻との出会いの記録や、消費税増税絡みでの政界の妖怪(原久郎)との対決。ただ、それ以前がつまらなさすぎた。
    凛子の妊娠からの展開は、あまりにも出来すぎな凛子のキャラクターとお約束と言える展開にも関わらず、これでもかという凛子の魅力とまっすぐなストーリーで突き進むとことは原田マハさんの本領発揮だろう。
    とにかく前半が残念。企画倒れというか、作り込み不足に思えた。

    次はいよいよ「楽園のキャンバス」かな。

  • 解説、安倍昭恵!
    そのために読んだような本。

    話としては、
    原田マハの「心配にならない話」。

    「そっちいくと危ないよーほら危なかったー」の先が、主人公にとって危なくない。
    この本は違うかな⁈と見せかけて
    やはり「あー。危なくない」だったのでだいぶ飛ばし読みしてしまった。

  • 途中で断念

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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