「速読」で頭がよくなるすごい勉強法 (青春新書PLAY BOOKS 887)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413018876

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルが大きく「速読」と なっているが、速読そのものよりも、それを利用した「勉強法」のほうがメイン。もちろん速読の方法や練習法も説明しているが、速読としては一般的なものが多い。それに対して速読を応用した勉強法についてはおもしろい発想が見られる。とくに英語や外国語の勉強法は独創的。それについて書かれている第四章だけでも読む価値はある。本書のようなメソッド本には著者の経験に基づいた思想や人生観が提示されることが多い。それを実践して体感することによって単に言葉で説明されるよりも理解しやすい場合もある。それゆえに読者にとってお手軽に試せるメソッドの掲載はそれだけでも価値があると思うのだ。

  • P196
    速読修得はたった二つのポイント
    1.猛スピードで見る
    2.視野を広げて見る

    これだけをただやるのみ。

  • 勝利の方程式、パターン解析

    ⇒偏差値の高い難関大学に受かるために必要なのは、大量の問題を死に物狂いで解くことではなく、入試問題のパターンを見極めること

    ⇒パターンとは、定跡・定石であり、大学受験で言うなら、過去に出題された入試問題

    ⇒過去問の問題パターンの数は、大学入試のみならず、資格試験であっても200~500である


    パターンを記憶する

    ⇒過去10年分の過去問を、「問題」の下に「答え」が来るよう台紙に貼っていく

    ⇒それが出来上がったら、考えずに、ひたすら読む

    ⇒その際、文字が大きいほど高速で読み取れるので、原寸大よりは、拡大コピーにかけて作るとよい

    ⇒パソコンに問題と解答を写し取って、ディスプレイ表示を250%拡大して読み返すと、高速で読める上に、記憶の定着率が高い

    ◆本書においては、速読術のキーポイントはたった2つに集約されています。

    「猛スピードで見る」

    「視野を広げてみる」

    これらはいずれも、パソコンによって、自分で教材を作ることが可能。

    つまり、自分の勉強教材を速読の教材にするのであれば、同時に勉強することにもなるわけですね。


    ◆冒頭で挙げた250%拡大というか、「文字をできるだけ大きく書く」という話は、以前こちらの本(教材)で目にしたことがありました。

    「高速大量回転法による資格試験・超短期合格法」 マサ・宇都出

    もちろん、同時に猛スピードで見る(さらに繰り返し何度も見る)ことも奨励されているわけで、非常に近いものを感じます。

    「視野を広げてみる」

    これらはいずれも、パソコンによって、自分で教材を作ることが可能。

    つまり、自分の勉強教材を速読の教材にするのであれば、同時に勉強することにもなるわけですね。


    ◆冒頭で挙げた250%拡大というか、「文字をできるだけ大きく書く」という話は、以前こちらの本(教材)で目にしたことがありました。

    「高速大量回転法による資格試験・超短期合格法」 マサ・宇都出

    もちろん、同時に猛スピードで見る(さらに繰り返し何度も見る)ことも奨励されているわけで、非常に近いものを感じます。


    ◆さらには「視野の拡大」。

    自分も非常に早く読める本と、そうでない本とがあって、その差は「似たような内容を読んだことがあるかないか」の違いだと思っていました。

    ただ、これについては本書の考えを推し進めると、要は、見慣れた内容だと、視野が広くなるので、速く読める、と。

    なるほどー(汗)!

    以前、1冊15分で読めた単行本があった(ブログではご紹介してません(笑))のですが、確かにほとんど1ページ単位でパッパッと俯瞰していた記憶が。

  • 前半の内容は納得したけれども、
    後半のトレーニングがあまりにも出来なくて悲しくなった。
    本当にできる人がいるんだろうか。

    視野を広く持ち、情報をたくさんひろうことは大切だと思った。
    意味のネットワークを広げて、たくさんのつながりを作ることも必要だろう。

  • 実際に速読を学習してる人向けの本だと思うけど、題名ダサイと思うけど、素晴らしい勉強法が書いてあると思いました。

    読書をするにあたって、いかに呼吸が大事か、脳にちゃんと酸素が送り込まれてないと速読すら出来ないんだと改めて理解。
    また、速読が乱視矯正やうつ病に効くっていう考察は、自分でも薄々感じていたことだったりしたので、間違いなかったんだと自分で選んだ自己啓発法の自信につながった。

    うつになりやすい人(左脳派)の読書の仕方の指摘で、文字に執着しすぎて・・・の話と、呼吸法の大切さと合わせて、速読しきれなかった自分のモヤモヤが消え、やっと斜め読みが出来るレベルまで達することが出来た!!

    英語の勉強法もかなりタメになった。
    やっぱチャンクなんですね~。

    あと、夢の話w
    味や感触まで感じる夢・・・
    なんとかそのレベルまで持っていきたいものですw

    著者に深く感謝しております。

  • 仕事の勉強のために読んでみた。
    こうゆう内容だったのかという感じ。
    またちゃんと読んでみようと思う。

  • 理解にまさる記憶はない。
    全体像をつかむ
    感情をともなわない経験はなかなか思い
    起こすことができない。

  • 「チャンク」という考え方は実感できる。
    080212読了

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著者プロフィール

1947年静岡県生まれ。東京大学大学院生物系博士課程修了。 速読法の指導中に、多くの生徒の視力が向上していることに気づき、「視力回復トレーニング」の理論をまとめる。 専門であった遺伝子学の知識を生かし、医学・遺伝子学に関する著書を多く執筆。 また、作家としても活躍。筆名を使い分けて800冊以上の著作がある。

「2022年 『1日1回! 目がどんどんよくなる点つなぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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