電車のなかで本を読む

著者 :
  • 青春出版社
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本棚登録 : 1411
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413232999

感想・レビュー・書評

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  • やさしい。
    本を読むこと、本の面白さ、楽しさ…それらにあふれたエッセイ集。
    詠みたい本が増える本でもある。

  • 題名に共感して惹かれ、新大阪⇔東京の新幹線で読了。旅の記憶に本が結びつく感覚が好きだし、今回もこの本をお供に良い旅ができた!

    書評エッセイや本紹介エッセイって沢山あるけど、島田潤一郎さんのこの本は新しい読みたい本に出会えると同時に島田さんどんな人なんだろう?まで知れるのがわたしは嬉しい。

    この本のどこかで「家に1000冊ほどの積読本がある」(たしか1000って書いてあったと思う)と書いてあって、こんな大量に積読してても良いんだって安心した。(何を恐れてるのかわかんないけど笑)

  • 共感すること多し。ちょうど著者島田さんと同じ子育て奮闘中なので、子どもと本の項目は想いがとてもシンクロする部分。色んなジャンルの本が島田さんの想いや体験談も交えて紹介されている。 『いま生きてる時間とは違う時間を経験したいから、僕たちは本屋さんで本を買う……本を通して買っているのは、豊かな、たっぷりとした時間。』 なるほど、だからこうやって自分自身つい本をやたら買ってしまうのだなと。

  • 読みたい本が一気に増える。読書好きには要注意な一冊。

  • 夏葉社の代表島田さんが、これまでに読んできた中から、自分の体験をまじえつつ、おすすめ本を紹介。あっという間に読了。ものすごく読書したくなります(^^)
    また「読みたい本」が増えちゃいました。

  • 出版社の経営者が、1話につき1冊の本を紹介する。高知のフリーペーパーで連載されていたコラムを纏めた一冊。

    どれも筆者の体験談と、その本紹介への結びつけが見事で読み始めると止まらない。
    前半、後半部の本は特に読みたいと感じた。
    読む本に困ってる人には読んで欲しい。

  • 読書は些細な行為ではあるが贅沢な楽しみであると悟った書籍編集者が,故郷・子育て・人生の岐路などに絡んだ本を紹介。派手なことばこそ使わないが紹介されている本はとても読みたくなる。

  • 読書の大切さを、本の美しさを、島田さんが優しく丁寧に、誠実な言葉で、教えてくれます。世の中には読書よりも楽しいことなんてたくさんある、でもね。このでもね、の先を、わかりやすい言葉で。なんだか涙が出ます。私も今、本を読むことで、多くの人の声を聴いています。これは楽しくもあるけれど、ちょっと苦しくもあり、自分の未熟さを知り、恥じ、知らなきゃ、と思います。生活の中で湧いてくる怒りも、その怒りがどこから来るのか、本を読むことででわかることがあります。どんな感情を抱いても、世界が広がっていく、と感じます。

    島田さんが紹介している本が既に読んだ本だったり、好きな文章を書く作家さんが同じだったりして嬉しくなりつつも、読んでない本もまだまだたくさんあって、読みたい本リストが一気になが〜くなりました。いやほんと、くどうれいんさんの文章は私も大大大好き!

    • ありママさん
      まさに同じ気持ちで本を読んでいます。そんな方のお薦めの本なので、読んでみたいと思います。
      まさに同じ気持ちで本を読んでいます。そんな方のお薦めの本なので、読んでみたいと思います。
      2023/07/04
    • heepeecoさん
      コメントありがとうございます☺︎
      ぜひ!
      コメントありがとうございます☺︎
      ぜひ!
      2023/07/04
  • 感想
    糊の役割を果たす知識。何の役に立つか聞かれるようなものを心の中に沈殿させておく。いつか新しい知識が入ってきた時に掻き混ぜられるように。

  • 誰かをさりげなく救ってくれた本だ
    と一瞬でもエピソードに触れればそれは読んでみたい本になる。貪欲。

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著者プロフィール

1976年高知県生まれ、東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが、方向転換。2009年9月に出版社・夏葉社を東京の吉祥寺で創業した。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社)、『父と子の絆』(アルテスパブリッシング)、『90年代の若者たち』『本屋さんしか行きたいとこがない』(岬書店)がある。

「2022年 『あしたから出版社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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