顕微鏡で見るミクロの世界―仕組み・使い方・撮影テクニックがわかる

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  • 誠文堂新光社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416212707

感想・レビュー・書評

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  •  顕微鏡を使いはじめる人,特に小中学生に向けて,使い方などを書かれている基本的な本。

     特に,第1章の顕微鏡のしくみ,第2章の使い方のところは,基礎をていねいに書かれています。
     初めて顕微鏡観察をする人だけではなく,使い慣れてきたけれど,基本がどうだったか忘れてしまったときに,再確認するためにも大変役に立ちます。

     水の中の生物だけでなく,植物の切片をつくったり,また,落ちている綿ゴミを顕微鏡で拡大したり,10円玉などを接着剤で型を取ってから,乾いて透明になったあとに観察したり,応用として簡単な偏光顕微鏡をつくってビタミンCを観察するなど,実にさまざまなもの観察の対象としています。
     理科の授業で観察するものだけでなく,身の回りの中に,観察の対象になるおもしろいものがいろいろあるのだと気づかされました。

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著者プロフィール

山村 紳一郎:科学と技術の全分野で取材・執筆活動を展開中。『子供の科学』や書籍を中心に、解説記事、科学実験の開発・実演記事を執筆。各種科学イベントや実験教室で講師をつとめ、科学イベントのプロデュース、テクニカルディレクション、科学館の展示企画および監修なども手掛ける。

「2016年 『身近なものでふしぎな科学実験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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