バッハ:神はわが王なり (知の再発見双書 58)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422211183

作品紹介・あらすじ

「ブランデンブルグ協奏曲」や「マタイ受難曲」など、音楽史上に輝く数々の名曲を残したJ.S.バッハ。妥協を許さず、最高の音楽表現を求め続けた巨匠の生涯を、信仰・家族・時代背景などを手がかりに、各方面から照射する。

感想・レビュー・書評

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  • バッハの生涯を概説した内容。音楽性の違いといった理由で解散するバンドも現代にはあるが、バッハもその時々の雇い主の、教会音楽に対する軽視に不満を抱いて職を転々としたことが書かれている。当時の楽譜が散逸・喪失していることを考えると、才能があってもそういった不運に遭った結果作品が世に残らなかった天才もいるのではないかと思う反面、多少の不遇は解決して世に残る作品を作り続けられたところに、バッハのバッハたる所以があるのかとも思った。

  • バッハの音楽は好きなのに、バッハについて何も知らないことに気づき、手にした本。ぼんやりとしていた時代背景や作曲された過程、音楽史においてバッハ一族の果たした役割など、私の薄い知識が少しだけ深くなりました。

  • 第1章 音楽家の一族
    第2章 若き音楽家の誕生
    第3章 偉大なオルガニスト
    第4章 ブランデンブルク協奏曲
    第5章 トマス・カントル
    第6章 音楽の捧げ物

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