誰も知らない世界のことわざ

  • 創元社
3.72
  • (69)
  • (88)
  • (98)
  • (18)
  • (4)
本棚登録 : 1932
感想 : 139
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701059

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 世界には色々な諺があり、その諺の意味が似ているものが多いが、言い方が国ごとに違っていて、それがとても面白かった。その国で日常的に使用しているものや、国ごとにメジャーな動物が違っていて、「日本だと犬を使った諺が多いけど、この国はロバなんだ」といったような違いに触れる事ができ、その国で過ごす人々のより生活に沿った文化を垣間見る事ができて楽しかった。日本で当たり前に使っている諺も、海を越えると変だとか面白い言い方だと思うものもあるのかもしれない。もっと海外にある多くの諺を知りたい。知って文化交流をしたいと思う。

  • 世界中のユニークなことわざを素敵なイラストで紹介した一冊。
    なんとなくその気持ちわかる!
    ことばっておもしろい!
    と思えるかも⁉
    きっとお気に入りのことわざが見つかります!【中央館/388.8/SA】

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153018

  • かわいい本。説明読んでも納得いかないことわざもあって面白い。

    余談的に書かれていた「petrichor」(英語)は覚えたいと思った。乾いた土の上に雨が降ったときに、地面から立ち上る甘い香りを表す。

  • ひとつのことわざに対して、もう少しちゃんと使い方や意味を説明してくれていたら良かったのになと思う。
    半分は全然関係ない事柄に話題が飛んだりしているので。

    でも、歴史や文化や宗教や自然が異なる国々でも、「ことわざ」という文化があるという不思議に気付けたのは良かった。

  • へぇー、そんなことわざがあるんだ!と面白い。
    また、絵も可愛く、眺めているだけでも楽しい。

    どのページから読んでも良く、
    ずっと手元に置いて、何度も読み返したくなる本。

  • ブルガリア語の「一滴一滴が、いつしか湖をつくる。」はすてきだな。事実なんだけど、いつもはなかなかそう思えないんだなぁ。
    ペルシャ語の「あなたのレバーをいただきます」は「君の膵臓を食べたい」を連想させた。

  • 初めて聞く世界のことわざはなかなか面白かった。
    しかし、日本のことわざ(というよりは慣用句)「猫をかぶる」の説明にびっくり。著者は頭に猫をのせている状態を想像しているようだけど、日本人でそういうイメージ持っている人は余りいないと思う。
    他にも日本の猫の出てくる慣用句として紹介されている「猫が茶を吹く」「猫がくるみを回すよう」「猫に傘」・・・って聞いたことがないけど?
    どういう意味?
    これを引用するなら、「猫に小判」とか「猫なで声」とかのほうがはるかに普通。
    他の国のことわざもひょっとしたら何か著者の勘違いが混じっているかも。

  • 誰も知らないことって世界中に沢山あるんですねぇ

  • スペイン語の「あなたは私のオレンジの片割れ」。スウェーデン語の「エビサンドにのって滑っていく」。モンゴル語の「神の祝福がありますように。そしてあなたの口ひげがふさふさの芝のように伸びますように」など世界中のことわざを紹介する一冊。
    なんとなく意味が分かるものから、何言っているんだ? と思うものまで。原語文字でも書いてある。日本語とは全く違うデザイン文字に見えなくもない文字を見るだけでも楽しい。
    「あなたの膵臓を食べたい」というタイトルは、ペルシア語の「あなたのレバーをいただきます」から来ているのだろうか、という未読者からのぼやき。

全139件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

エラ・フランシス・サンダース
イギリス在住のライター、イラストレーター。著書に"Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words from Around the World"(邦題:翻訳できない世界のことば)、"The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World"(邦題:誰も知らない世界のことわざ)、"Eating the Sun: Small Musing on a Vast Universe”(邦題:ことばにできない宇宙のふしぎ)がある。

「2021年 『もういちど そばに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エラ・フランシス・サンダースの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×