- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434157554
感想・レビュー・書評
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「クラスメイト」と「全裸部屋」だけ読みました。
「全裸部屋」が良かったです。真相は謎のまま終わる、グロで怖がらせるタイプのホラーでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3つの短編が入っている。
「クラスメイト」はわかりやすい恐怖。
「穴」は自分も落ちてしまいそうな怖さ。
「全裸部屋」は呼吸がし難くなるような辛さ。
全て怖かったが、一押しは「全裸部屋」!!
恐怖とこの世の不条理を教えてくれる話。
本当の恐怖って、『理解できないこと』だと思う。
殺人を犯す人は考えを理解出来ないから怖いし、地震はいつ起こるかわからないから怖い。
怖さの本質を教えてくれた一冊!! -
救いようのないホラー?
携帯小説だけあって、サクサク読めた。
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期待はずれ
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携帯電話をテーマにしてそうな感じがしました
現代人の繋がりに欠かせない
コミュニケーションを超えた何かになってる的な -
拾った携帯の中には、部屋の壁に開けてしまった穴
何故閉じ込められたのか分からない白い部屋。
3本の短篇集ですが、どう突っ込んでいいのか…。
拾った携帯の中身もそうですが、犯人の言い分に
確かにと思う事と、それは違う、という事と。
そもそもそれは成りすましになって
本人ではないのですが…一人遊び?
壁の向こうにある空間、には驚きですが
どう設計したらこうなるのか。
そして驚きの殺人鬼の正体。
読むうち、そんな気はしてきていましたが
主人公には確実に思いもよらない結末かと。
どうしてこうなった? なのは最後の話。
一体どうしてこうなったのか、誰がどうしたのか。
どうして携帯だけがあったのか。
小さくなっていく部屋の構造も謎です。 -
拾った携帯電話にクラスメイトの死体の写真が保存されていた「クラスメイト」。
一人暮らしの部屋に空いた穴の向こうには、どうやら殺人鬼が住んでいるようだーー「穴」。
気がつくと全裸で白い部屋にいた。この部屋は少しずつ狭くなっていて、いずれ押しつぶされてしまいそうだ。「全裸部屋」。
「穴」が一番好き。 -
中編2編、短編1編の現代ホラー。
携帯小説ということだが、しっかりした構成、中編2編はミステリーとしても面白かった。
「クラスメイト」拾った携帯電話のデータフォルダには、友人の死体映像が残されていた・・・。
「穴」ひょんなことから寮の部屋の壁に穴をあけてしまった。穴の向こうには別の部屋があり・・・。ラストは少し予想はついたものの好きな結末だった。