- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434157554
感想・レビュー・書評
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ぬーん・・・悪くはないんだろうけど、怖くないんだよね~~www
この作家さんの文体のせいかしらん??詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。
「クラスメート」感想
登校途中のケイタは携帯電話を拾う。
持ち主に近づくことなく持ち主のすべてを知ることができる携帯電話。
他人の生活を覗いてみたい欲望に勝てずに、ケイタは拾った携帯電話をこっそりと持ち去る。
級友の藤島といっしょにさっそく携帯電話を調べ始めるケイタ。
その中には藤島の彼女・田中ミサトの惨殺死体が画像として残されていた。
犯人はいったい誰なのか・・・。
殺人という行為は普通ではない。
人としての何かを失わない限り、人を殺すことは出来ないのかもしれない。
偶発的に起きてしまった最初の殺人。壊れていく心。
バランスを失った気持ちは奈落の底まで一気に落ちていく。 -
2017年1月3日読了。
2017年7冊目。 -
「全裸部屋」が良かった。やっぱこういう考え方に至るのってすごい。しかし徐々に小さくなる部屋に閉じ込められるのって、自分でも想像してみると、最後の方がどうなるのか考えると嫌だなぁ。
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構成はいいけど、現実ばなれが白ける
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「!」という作品名だと思っていたら短編集で「!」は本のタイトルだった…。
その時点で興味がだいぶ薄れてしまった。
ネットで公開されていた小説らしい。
「クラスメイト」
単行本の出版が2009年で、その前にネットに掲載されていたのだからもう少し前の作品なのだろうけれど、クラスメイトがみんな携帯を持っている時代に主人公たちが携帯の機能を得意げに解説しているのに違和感。
他の2作も携帯が最新のテクノロジーで読者はあまり知らないものみたいに詳しく書かれているのが気になった。
発想はSFチックで結末はありがち。
「穴」
異次元で殺人鬼の部屋に繋がったのかと思ったら本当に隣に殺人鬼が忍び込んでいたという設定で驚き。
最後の方はいい話にまとめてある。
「全裸部屋」
タイトルがセンセーショナル。
縮まる部屋は、まあありがち。
どう死んでも結局はみんな同じ、というのは、星新一の爆発するかもしれない玉を持たせられて流刑された人の話みたいだと思った。
ホラーだけど真理をついているんだという作者の意図が見え隠れ。
web小説とか携帯小説だったことが最初から分かっているとどうしても辛口になりがちだなあ。
話の最初と最後だけ知れればそれで十分楽しめる感じ。 -
さすがケータイ小説。浅い。浅すぎる。斜め読みで終了
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やばい、なにが面白いのか全くわからない。
なんでこの人が複数冊出版できてるのかわからない。 -
途中で何度も放棄しようと思った。でも、続きがやっぱり気になって・・・最後まで読みました。1話目は狂気、2話目は同情、3話目が刹那かな。
1話目はかなりグロテスク。思わず想像してしまう(させられる)描写で、先を読みたくないのに、読んじゃう。
2話目は、星新一さんを思い出しました。女子だったのか!と言う感じで。
3話目、全裸と言う設定とタイトルはどうかと思いますが、視点が面白い。そんなこと考えたこともなかったけど、あったらコワイ。今思い出しても、軽く鳥肌が立つ本です。
人が死んでいく過程(又は死んで行く時の様子)が、詳しく書かれていて不思議。
娘が「読みたい」(小学生)と言ってたのですが、さすがに「頼むからやめて」とお願いしました。 -
よくオカルト系ではないホラーで、警察に行きなさいって言いたくなるものがあるが、これまでは許容範囲だった。これはもうそこで行かないのはおかしいでしょう。そうなった時点で現実味がなくなり過ぎた。少しは現実味がないと、怖くない。それでも一冊目は読んだが、二冊目の冒頭で同じ突っ込みをしたくなった段階で放棄。ホラーと言うよりグロテスクさで、怖がらせようとしているのも好みではなかった。