- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434192487
感想・レビュー・書評
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お酒が飲みたくなる。
こんなお店が近くにあったらなぁ。
話の中に出てくる料理も話の流れでサラッと作り方が分かるから、やってみようかな。
お酒も実在している物だからお酒には詳しくないけど、まずこれを頼りに選んでみるのもいいかもしれない。
ただ、なんの前触れもなく話し手が変わっていることが多々あるので、それに馴染むまで???となった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親の店を継いで姉妹で居酒屋
料理と合うお酒のチョイスが楽しめるお店
常連さんが集うほっこりできるお店
ご近所にほしい -
下戸ですが、日本酒に詳しい人や嗜む人に憧れがあります。ぼったくりのメニュー、全部美味しそうでした。
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誰でも買えるような酒や
どこの家庭でも出てくるような料理で
金を取るうちの店は
もうそれだけでぼったくりだ
そう言っていた父の遺した居酒屋。
美音と馨の姉妹が受け継いだ屋号は
そのまま「居酒屋ぼったくり」で
のれんをくぐるのは
父の時代からの常連客のほか
そんな名前に興味をひかれて入る
勇気をもった酔客。
仕事帰りの若者や自営の店主
ご隠居さんに職人の親方。
みんな美音の作るおいしい一皿と
おすすめの一杯を味わい
日々のなんやかやをおさめて
帰路につく…そんな短編集です。
いやぁ〜、意外といい(←失礼だな)
ささくれた客が入って
ほんわかして出て行くのがねぇ( ´ ▽ ` )
下町の商店街にあるから
ご近所さんがらみの話もあるし。
最初の話で登場した
ひとりの新客が少しずつ
なじみの客になるのも連続短編として
ワクワクするわ〜。
出されているお酒は
本当に流通しているもので
出される小料理も心得のある人ならたぶん
文中の手順だけで作れるかも…。
イラストがまた、おいしそうなのよね! -
さらっと読める、息抜きにちょうどよくほっこりとした話が楽しめる。
話末のお酒紹介も嬉しい。 -
美味しいお酒と丁寧に作られた家庭料理。
家でも食べられるものを出してお金をもらっているから、「ぼったくり」。
色んな日本酒が登場してきて、お酒が詳しくなくても、料理と一緒にキュッと飲まれている姿がとてもおいしそうだった。
常連さんとの下町の江戸っ子調の掛け合いも面白かった。 -
タイトルから想像したものとは違い、のんびりほっこりするお話。話の内容よりご飯の描写に気をとられる。
2017/6/14 -
2016.11.22読了
女一人で通えるこんな居酒屋は良いなぁ。サラッと読めて面白い。(図書館) -
題名が面白そうなので読んでみた。内容は居酒屋を舞台にした人情小説。ありきたりの話だけど、出てくる料理やお酒はとても美味しそうに感じる。お酒好きに感想を聞いてみたい1冊かな。