居酒屋ぼったくり

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 2085
感想 : 278
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434192487

感想・レビュー・書評

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  • お酒が飲みたくなる。
    こんなお店が近くにあったらなぁ。
    話の中に出てくる料理も話の流れでサラッと作り方が分かるから、やってみようかな。
    お酒も実在している物だからお酒には詳しくないけど、まずこれを頼りに選んでみるのもいいかもしれない。

    ただ、なんの前触れもなく話し手が変わっていることが多々あるので、それに馴染むまで???となった。

  • 両親の店を継いで姉妹で居酒屋
    料理と合うお酒のチョイスが楽しめるお店
    常連さんが集うほっこりできるお店
    ご近所にほしい

  • 下戸ですが、日本酒に詳しい人や嗜む人に憧れがあります。ぼったくりのメニュー、全部美味しそうでした。

  •  誰でも買えるような酒や
     どこの家庭でも出てくるような料理で
     金を取るうちの店は
     もうそれだけでぼったくりだ

    そう言っていた父の遺した居酒屋。
    美音と馨の姉妹が受け継いだ屋号は
    そのまま「居酒屋ぼったくり」で
    のれんをくぐるのは
    父の時代からの常連客のほか
    そんな名前に興味をひかれて入る
    勇気をもった酔客。

    仕事帰りの若者や自営の店主
    ご隠居さんに職人の親方。
    みんな美音の作るおいしい一皿と
    おすすめの一杯を味わい
    日々のなんやかやをおさめて
    帰路につく…そんな短編集です。

    いやぁ〜、意外といい(←失礼だな)
    ささくれた客が入って
    ほんわかして出て行くのがねぇ( ´ ▽ ` )
    下町の商店街にあるから
    ご近所さんがらみの話もあるし。
    最初の話で登場した
    ひとりの新客が少しずつ
    なじみの客になるのも連続短編として
    ワクワクするわ〜。

    出されているお酒は
    本当に流通しているもので
    出される小料理も心得のある人ならたぶん
    文中の手順だけで作れるかも…。
    イラストがまた、おいしそうなのよね!

  • さらっと読める、息抜きにちょうどよくほっこりとした話が楽しめる。
    話末のお酒紹介も嬉しい。

  • 美味しいお酒と丁寧に作られた家庭料理。
    家でも食べられるものを出してお金をもらっているから、「ぼったくり」。

    色んな日本酒が登場してきて、お酒が詳しくなくても、料理と一緒にキュッと飲まれている姿がとてもおいしそうだった。

    常連さんとの下町の江戸っ子調の掛け合いも面白かった。

  • タイトルから想像したものとは違い、のんびりほっこりするお話。話の内容よりご飯の描写に気をとられる。
    2017/6/14

  • 2016.11.22読了
    女一人で通えるこんな居酒屋は良いなぁ。サラッと読めて面白い。(図書館)

  • 居酒屋「ぼったくり」の女主人 美音(みね)と常連さん達との交流が料理を通してほっこりさせてくれる。
    だいたいの料理が家で作れそうなので、メモメモ_φ( ̄ー ̄ )

    料理メモ
    1)のれんの向こう側
    おでん / 卵黄の味噌漬け / 菜飯 / かき菜のおひたし
    2)想い出につける付箋(タグ)
    人参の菜の炒め物 / スペシャル茶漬け / 鶏のにこごり / 茸雑炊
    3)丑の日の孝行娘
    鰻のちらし寿司 / ミョウガの梅酢漬け / あつあつ小鰺南蛮 / 福島の桃
    4)汗かき職人の夏
    なすの田楽 / 豚肉味噌巻き / 豆腐の揚げっぱなし / 手羽先スペシャル風 / ゆかりとおかかのおにぎり / キュウリ一本漬け
    5)拾った子猫
    鯖の塩焼き / 冷やし茶漬け / カマンベール生ハム巻き / トマトと生ハムのカッペリーニ
    6)夏休みの過ごし方
    枝豆 / おつまみ素麺 / 素麺チヂミ
    7)ゴーヤの苦み
    ゴーヤチャンプルー / ゴーヤのおひたし / めはり寿司

  • 題名が面白そうなので読んでみた。内容は居酒屋を舞台にした人情小説。ありきたりの話だけど、出てくる料理やお酒はとても美味しそうに感じる。お酒好きに感想を聞いてみたい1冊かな。

著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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