居酒屋ぼったくり (9)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 592
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434241949

感想・レビュー・書評

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  • 特に進展はなし。おかげでわりといつものぼったくりに戻ってきたような小休止の巻。新政や眞澄など飲んだことのある銘柄が出てくると嬉しい。でも一番気になったのは桜餅風味の焼酎NIPPON!

  • 今年もいよいよ終わるけど、コロナ禍で巷に呑みに行く機会はホント減った。とはいえ呑兵衛のサガで酒を断つわけにもいかず、職場の仲間と帰宅時に近くの公園の四阿で呑んでみたり、通勤手段でも経路でもない列車に乗って東奔西走?し、呑み鉄に興じたり。そんな時の酒肴はコンビニ調達だけど、そうか、コンビニ惣菜も複合的に和えるとなかなか旨いつまみに仕上がりそうだ。来年もコロナ禍が収まらなきゃ、四阿に登山用ガスバーナーを持ってって調理してやる。しかし、今でも通勤にスキットル持参してるけど、これにバーナーまで加わるのもやばいか。

  • 居酒屋ぼったくりシリーズ第9弾
    近所の小学生の家出。アキさんのリョウ君の恋の行方。町内会の団結力など盛り上がりも満載。そろそろ終盤に向けてるのかな?

  • 小悪党登場か?、と思いきや2話目で「いい人」に。
    「現代のおとぎ話」に悪役は必要ないよね。
    アキとリョウの関係も変化。
    あちこちでラブラブ。
    いよいよ恋愛話の比率が高まってきたか。

  • 初読やった~! ついに(わたしにとっての)シリーズ最新刊に辿りついたよ! 初版は2018年3月やったので、なるほど、2018年はほぼ読書できてなかったな…。

    そして今回はアキさんとリョウちゃんの話がたまらんかったねー! 著者のこのキュンの見せ方、好き…!
    ほおほお、第三者から見た会話の差分で関係性が発展したのがわかると…。
    すごいな!!

    さすが匂わせ系を書かせたらすごい著者!

    …なので、すっかり落ち着いた(わけでもないけど)美音ちゃんと要さんに関しては
    「仲良くやりなね…」
    と、生暖かく見守りたい所存なんやけど、いやいや、婚約からが大変ですよね。結婚というやつは。

    (何なの)

    「結婚」(および同居)をテーマにする作品を、先日の「男ふたりで12ケ月ごはん」と立て続けに読んだもんやから、
    「せやでな~。いろいろ、あっていいよな~…」
    と、しみじみ思ってしまった。

    これは五年ほど前のわたしにならなかなかわからんかった感覚かもしれん。
    家のことなんて主に自分へのルールなんやから、自分(および同居している相手)に迷惑がかからん程度でええよね~…。

    これが仕事やと逆で、自分がどうよりも世間のルールを大事にしていくわけやん。
    なぜならコミュニティなので。

    せやったら、家でくらい好きに手を抜いてもええよね~。
    それこそアキさんの「掃除はゴミが目に付くようになってから、洗濯はかごが一杯になってから、料理に至ってはかたるべくもない」というポリシーに、
    「せやでな!!」
    と、激しく頷いてしまった。そういう人がおってもええよな!!

    残業ばっかりで自炊ペースがつかめないと食材を余らせるし、ほんまにわたしがひとりで生活してたときは自炊いうたら雑炊かそうめんくらいやったので、そういうもんやねんて…。

    外食はアカンっていう風潮はわたしら世代にはあるけど、そうかな~、外の料理のほうがおいしいけどな~、と、思う…。
    ただ、レトルトは味が単一なので途中で飽きてしまうけど、昨今の外食産業はすごいやん。
    ありがとうございますやで。
    すっかり(わたしのなかでは)「おいしいものは外で食べよう」が定着してる…。


    ところで著者のシリーズにしては珍しく、「わかりやすい『鼻つまみ者』が登場したな…?」と、思ってたら、ちゃんとしたオチがついてよかった。
    勧善懲悪ではないけれど、ちょっとした変化が現れる、て感じの優しいオチ。
    好きです。

    叱られるって思って緊張することは、わかる~…。
    このパラドックスにはまると良い結果は産まないから、絶対アカンと思うねんけどな…。

    自分がそういう状況になってしまう怖さと、最近では、自分が誰か(特に子ども)に対してそういう存在になりつつないか、と、いうところの怖さがある。

    そうならんように気をつけるしかないし、それでもそういう人も世の中にはいるから、並行して、自分の頭の中で「怖い人」を作らないようにする切り替えもいるよね。
    でないと、せっかくの好意を見逃してしまう。

    でもなかなか難しいよね~。それこそ第三者が
    「気にしなくていいよ」
    って言うてくれるのが一番効果的な気がする。(弱いかわたし)

    せやから、そう言うてくれるような優しい関係を作れるようにもしたいし、そう言うてもらえたら
    「そうかな」
    って素直に切り替えられる程度の強さは持っていたい。


    ああそれにしてもおいしそう…。
    以前読んでたころより酒量が増えてしまったので、作中に出てくるお酒を全部飲みたくなる…。

    とりあえずビール。笑

    コエドブルワリーと奥入瀬ビールは飲んでみたいなあ…。

  • あちらもこちらもおめでたいですねぇ。

    なんか、終盤戦な感じがすごいですね。
    ちょっと寂しいような気もします。

  • 豆腐屋の困ったお姑さんが登場する2話が面白かった。

    おばあちゃん、ほんとはいい人なんだよね。

    それから、栗きんとん食べたいな~。

  • シリーズ9巻。口の悪い豆腐屋の女将が、なんにつけ隣の肉屋の嫁に嫌味を言うせいで、嫁はすっかりやつれてしまった。なんとかしてあげたいと商店街の人々は思うものの、どうしようもない。そんな時豆腐屋の嫁が妊娠し、ひどいつわりで苦しんで…
    まだ結婚しないヒロイン達が、町内の揉め事を納めるはなし。読後感の良さは変わらず、

  • ある居酒屋での人情物語+うまい酒と肴のお話。店主美音と恋人要のなかなか進展せず…。みんないい人だなあ。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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