藤森照信×山口晃 日本建築集中講義

  • 淡交社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473038852

感想・レビュー・書評

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  • 建築のこと何も知らない私にもとても読み易くて良かった。藤森先生と山口先生の美的感覚に共感できる部分が多くあった。

  • 非常に面白かった。
    建築学の先生と日本画(?)家の日本建築探訪記。
    単なる建築の説明ではなく、蘊蓄話が盛りだくさん。
    この情報を頭に入れて実際に見学に行きたい。そして同行者にコソッとお披露目したい。

  • ☆いや、建築家の解説っていいな。

  • 路上観察な建築家、藤森照信。奇才の画伯、山口晃。
    日本各地の日本建築を探訪、対談。山口画伯のマンガが多数。
    唯我独尊で暴走&暴言を披露する建築家と、
    細部鑑賞は建物ならず人間観察(主に建築家)に焦点が当たる
    ユルい四コマ漫画を描く画伯の建物探訪記といった内容です。
    あぁ面白い&楽しい(^^♪
    しかしながら、お二人の専門性と蘊蓄がこれでもかと発揮されて
    いるところは素晴らしい。
    光の当たり方、金箔の使い方、茶室の設え等、建物鑑賞の視点を
    教えてくれたので、実際に訪れてみたくなりました。(集中講義だ!)
    三渓園、法隆寺、また行ってみよう。箱木千年家も行きたいなぁ。

  • 山口先生の絵の上手さと、藤森先生の薀蓄の両方が楽しめる内容で大変良い。

  • 藤森先生の解説と画伯のまんがで、日本建築を解説してくれる本。

    現代建築から古典までいろいろで、軽快な解説。
    画伯のユーモア。 面白い。

    建築を深く知るより、興味がわくような入門書。

  • 愛読書

  • 建築

  • 建築家と日本画家という組み合わせで建築史にそって日本各地の建築を渡り歩く対談式エッセイ。
    紹介されている建築は、法隆寺、日吉大社、旧岩崎家住宅、投入堂、聴竹居、待庵、修学院離宮、旧閑谷学校、箱木千年家、角屋、松本城、三渓園、西本願寺。
    おもしろかったーーーー!!!
    対談形式なのでテンポもいいし、ところどころ挿し絵(と漫画)がありつつ、意外と内容が専門的、というとりあえずこの本持って全部行きたい~!

  • 自分が見たことのある建築はその時のことを思い出しながら、二人の会話を読んでいました。建築によっては先生方の注目している所をみ損ねていたり、また建築を見るという経験値にもよるものだともおもうので自分と比較しながら大変おもしろく拝読しました。

    書院造りと数奇屋とのちがいなどはなるほどなと思いました。

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著者プロフィール

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

「2019年 『増補版 天下無双の建築学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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