適当日記

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 704
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478003763

作品紹介・あらすじ

世界一日記が似合わない男が、還暦を機に"書かされた"最初で最後の日記。テレビで見るよりさらに適当な日常が、今ここで明らかになる。

感想・レビュー・書評

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  • 日記調に書かれたエッセイ。

    すごく適当で冗談ばっかだけど、
    ふふって笑えちゃうそんな本。

    どこまでが嘘でどこまでが本気なのかな?(笑)

  • どこまで本気で書いてるのかぜんぜんわからないのに、これぞとおもえるキャラクターを作りあげたのがさすが よくもわるくも昭和という感じで、いまの時代でこういう人を目指してもなかなかむずかしいだろうな

  • 346

    高田純次
    1947年1月21日東京都調布市生まれ。1971年に自由劇場の舞台を見て俳優を志し入団。サラリーマン生活をはさみ、1977年東京乾電池に入団し、再び演劇活動を開始。その後、テレビ、ラジオ、映画と活動の場を広げる


    結局、動物も含めて、 いろんなメスや女性とお付き合いしてきたけど、プラトニックな関係で終わったのは、パトラちゃんとだけだね。

    今日、4月 10 日は、僕の大好きな和田アキ子さんの誕生日なんだよね。もう、喜び勇んで、西麻布の「 わ だ家」に駆けつけちゃったよ。みんな、和田さんのことを、怖いとか恐ろしいとか言うけど、長いお付き合いをさせていただいている、真の和田アキ子さんを知ってる人間から言わせると、そんなことないのよ。

    「キスまでだね。やっぱり『男だ』って思っちゃったんだなぁ。結局どんなにきれいな男よりも、ものすごいトンチンカンな女のほうがいいってことだね。もっと言うなら、きれいな男よりも動物のメスのほうがいいね」

    —動物のメスとも仲良しなんですね 「ニワトリとヒツジとは一線を越えたよ。ニワトリのほうがちっちゃい分だけいいね。3回目くらいで『もうケッコウ』って言われたよ。こんなもんでどうかな?」

    —椎名林檎さんとはどのくらいまで進んでいるんですか? 「Bくらいまでは行ってるよ。Zまであるとしてだけど」

    —去年一番大変だった仕事は何ですか? 「タクシー4のナレーションが一番で、二番目がMINMIのPV、三番目がバスケットボールの監督役だね。この3つは今までの芸能人生の中でも、『裸にペインティングして真冬の原宿を歩く』『活魚料理のトラックの水槽の中に入る』に次ぐ3〜5位なんだ。ほかは忘れちゃったから」

    —風吹ジュンさんはいかがでしたか? 「彼女とは 20 年前にも夫婦役をやったことがあるんだ。ほとんど変わってなかったよ。向こうは『ジジイになったな』と思ったかもしれないけど。そもそも覚えてたのかな?」

    ないですが、男女間の友情は成り立つと思いますか? 「成り立たないね。でも、一回エッチしたらうまくいくかもね。そもそも友情って何かわかんないけど。相手が死ぬような目に遭ってるときに、全力で走るみたいなのが友情なんでしょ? そういう機会ってあんまりないよね」

  • 還暦時点での高田純次の話なので、74歳の今日と比べるとやや尖っている感じがあるし、単純に元気そう。2022年に出たほうの本も読みたいね。

  • 高田純次さんの、タイトル通り適当な日記。

    本当に適当でびっくりした。くだらない上にシモネタだらけで、まったく高田純次さんの日記だった。読んでも何にもならない脱力感が逆に魅力なのかもしれない。

    書くのが面倒な日の日記のバリエーションがいい感じ。

  • iPhoneで読んでます。このくらいテキトーに振る舞えたらいいなあ。 とか言ってる時点でダメなわけで、読んでもないのに「もうiPhoneが擦り切れるくらい読んじゃったよー!」ていっとかないとね(笑)。

    本当にテキトーでおもしろかった。見習わなきゃ!

  • 面白かったなー。

    高田純次さんの日記という体裁をとっているけど、ほとんどテキトーに書いているのかマジなのかは誰にもわからない感じ。

    感動系でもないし、中身もテキトーさ満点で、読んでて笑いが止まらない・・・汲々とした毎日から気持ちを開放させてくれるという意味でも素晴らしい本だったね。
    そして、テキトーな内容ながらも、実際は緻密に、とても緻密に考えた上で笑いにもっていく内容ってのは、素人目にもわかる。

    やっぱ、高田純次さんは天才だね!

  • 時間つぶしにはもってこいだよ。
    表紙がちょっと恥ずかしいけど(笑

  • 愛して止まない高田純次大先生の著作を、生涯初の
    電子書籍で読了。

    かなり以前から、電子書籍で最初に買う本はコレ!
    と決めていたのだ。

    内容はほぼ期待通り。くだらなくて、下ネタ満載で、
    最低で最高。

    それにしても、この『適当日記』は電子書籍という媒体
    にぴったりだ。
    空き時間にiPhoneを取り出して簡単に読めるし、
    なにしろ日記だから一回分が短い。だから、本当に
    ちょっとした隙間時間に読める。隙間時間を有効に
    使うには、最高のツールとコンテンツだ。

  • 師匠だな自分の。かっこ良い!

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著者プロフィール

昭和22年1月21日東京生まれ。O型。東京デザイナー学院卒業。71年に「自由劇場」の研究生となるが、1年後イッセー尾形氏らと劇団を結成。その後4年間サラリーマン生活をし、'77年に劇団「東京乾電池」に参加。1989年に独立し、(株)テイクワン・オフィスを設立。バラエティー、ドラマ、司会などマルチに活躍。

「2023年 『じゅん散歩画集 一歩一絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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