日本の「復元力」―歴史を学ぶことは未来をつくること (MURC BUSINESS SERIES 特別版)

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478012048

感想・レビュー・書評

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  • 《目次》
    ◇序章 「根なし草」になった?日本人
    ◇第1章 日本はなぜ”成功”したのか
    ◇第2章 日本はなぜ”失敗”したのか
    ◇第3章 グローバル資本主義に翻弄される日本
    ◇第4章 西洋的価値の何が問題なのか
    ◇第5章 日本は世界に対して何ができるのか
    ◇終章 若い人たちへの提言~日本は変えられる

  • 丸の内本店〜『日本の「復元力」』(ダイヤモンド社)刊行記念〜中谷巌先生 セミナー&サイン会
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    丸の内本店 3F 日経セミナールーム
    2010年6月7日(月)

  • 3

  • 時に根拠不明確で、思うままにつらつら書いている印象。
    そりゃ、欧米と日本は違いますわな。
    無意識の毒されも多々あり、それに惑わされず、庶民社会の日本は日本の軸を持てと。

  • 平成20年、日本にはうつ病患者が104万人もいる。
    明治維新から間もないころ、日本の識字率はヨーロッパよりもはるかに高かった。
    日本よりはるかに猛烈に漢字文化を取り入れたのが韓国だったが、韓国では漢字の現地語化、韓国化をやらなかった。
    日本の歴史を振り返ってみると、やはり歴史的に外国から攻撃される心配がなかったというのが一番大きなポイントとなってくる。
    人類の歴史とは極論すれば破壊の歴史だった。

    アメリカはロジックの国。それは様々な国や地域からやってきたから。そのような国ではロジックがないと生活できない。日本と違う。

  • 長年、経営等への参画や大学の教授職を歴任し、ハーバード大で教鞭をとられていたこともある著者が論ずる日本を日本たらしめる方策。

    世界の技術を日本流に焼き直す。
    今まで得意だったこの手法ができなくなりつつあると著者は警鐘を鳴らしています。
    日本とは何か?日本人とは何かを知ることで、その長短を知る。
    本書に論じられている方針については、多くの方が頷くことができるのではないかなと。

  • 「日本は必ずや蘇る」というインパクトの強い文章から始まり、なぜそう言えるのかということ、また、日本の歴史や世界のことも絡めて、日本人はどういう民族なのかということが書かれており面白い。
    (教育学部・国語専修:匿名希望)

  • グローバル化に少子高齢化。日本の取り巻く未来は暗澹としているけど、そんな日本の中で他の国には負けない要素を歴史から紐解く著作。庶民文化や一億中流社会など、日本の中世以後、近現代までの姿と現代社会の荒廃ぶりを比較すると勝てる要素はないようにも思うが、そこは日本らしい「日本化」文化をどのように駆使していくのか、自分自身の仕事分野でもあるITやコミュニケーションというところでも、どう変えていくのか、いけるのかを考えさせられた。<br /><br />一つ、まったなしの環境問題においては、この本の知見は参考になる。グローバルな社会においては、先進国でのグローバル化(空洞化)とともに、新興国で真逆なローカリゼーションな問題が起きている。しかし、グローバルな消費をする私たちには、その現実が分からない。これを何とかする手段を考えなければと思う。

  • 前著「資本主義はなぜ自壊したのか」の続編です。リーマンショック以降、経済に対する考え方を変えた著者が、日本の歴史を振り返りながら、今後の日本がどうあるべきかを提言した本です。「歴史を学ぶことは未来をつくること」というサブタイトルが付いています。日本の歴史と今後のあり方についてザックリと考察していますが、他の本からの受け売りで既に知っている事も多く、やや退屈な内容です。それよりも著者のような高名な経済学者でも歴史にはあまり詳しくないということのほうが意外でした。これからの日本のあり方についていろいろ提言してますが、別に先生に提言されなくても、気が付いている人は多いかもしれませんね。

  • 50p

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著者プロフィール

株式会社不識庵代表取締役

「2021年 『入門マクロ経済学 第6版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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