顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか
- ダイヤモンド社 (2010年12月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478013731
感想・レビュー・書評
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企業はこうあるべきですね。
素晴らしい企業精神だと思います。共感できる部分ばかりです。
そして子供の頃からの起業家精神 これは自分も通じる部分があります。良い本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自伝、ドキュメンタリー的な本。起業するのは大変なんだな、ということがよく分かる。
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前半は普通の自叙伝かと思いましたが、中盤のcore valueの話、後半のサイエンス・オブ・ハッピネスの話は感動しました!
最後の質問には考えさせられました。むしろ、啓蒙本ですね。
・あなたは毎日自分が最高の幸せになるために仕事をしていますか?
・毎日、世界の幸せに対してあなたの存在はどんな影響を与えているでしょうか? -
コレを読めば誰でもザッポスとトニー・シェイが好きになる(笑
こういう働き方、職場も実際にあり、真のサービスは存在すると判らしてくれるだけでもなんかヤル気を頂ける逸品。 -
こういう成功の事例もあるよ、という一つの例として読みごたえのある一冊でした。
これをやれば成功する、とか言うハウツー本、という訳ではなく、こういう成功事例もあるんだよ、という感覚で読んだ方が良いと思います。
成功した本人がすべての自分の言葉で記述された本なので、すごく楽しそうに書かれているのが分かります。
もちろん上手く行ったことばかりではないけれど、それも皆今の成功の一つの過程だったのだと。
顧客視点は一切ないので、もう少し客観的な目でこの企業のことについては知る必要があるのかもしれませんが、仕事とは、人生とは、ということを考えさせてくれる良書だと思います。 -
が良い本でした。どのようにしてザッポスがその規模を大きくしていったのかその過程が読んでいてとても興奮し、また時には厳しく感じる時もありました。
とても勉強になった部分を紹介したいと思います。
まずは、CEOのトニー・シェイが正しい意思決定をするために用いたポーカー経営学についてはとても勉強になります。シェイ自身がビジネスにも応用できると判断できると思ったことは「正しい!」と思いました。
例えば、マーケティングとブランディングでは、自分の「ブランド」が大切であり、自分について人が語るストーリーを作られるようにする。この部分は印象的でした。
また、継続的に学習する部分では、自ら本を読んで、経験者から学ぶことを大切にしています。また同時に、理論は魅力的だが実際の経験に勝るものはないとして実践することの大切さも伝えています。トランプのポーカーからビジネスに応用できることに気づける気づきの大切さもとても感じます。
更に採用面接での積極性を見る質問例はとても参考になります。
例えば、「ザッポスに入社して、初日の仕事が”面談/採用プロセスをもっと楽しくする”というものだったら、これに当てられた8時間をどのように使いますか」というものです。
自分ならどう考えるかと自問自答していました。他にも質問はあるのですが、その場ですべて考えてしまうようなものばかりで、仕事に対する姿勢を試されているようで「ドキッ!」とさせられました。
全体を通してCEOとしての経営判断を中心に書かれているはずなのに、常に社員の顔も読者に思い浮かべることが出来る書き方ができるのはすごいなと思いました。 -
通販の靴店「ザッポス」を立ち上げ大成功をとげたトニー・シェイの経歴と仕事上の信条を自らが書いたもの。彼は子どもの時から商才に長けていて自立心が旺盛であった点でまず普通の子供と違う。アジア系アメリカ人の家庭は一般的に教育熱心であり、彼は勉学面でも秀でていた。ハーバード大、スタンフォード大、UCLAバークレイ校に受かったことからもその才能資質がわかる。そして大学時代にIT系のベンチャー企業を創業し、2年でマイクロソフトに2億6千万ドルで売却するという成功を収めている。そして次の仕事として通販の靴店を10年で12憶ドルでアマゾンに売却するまで拡大している。起業するには大きなビジョンが必要であり、企業内カルチャーを作り上げることが成功の秘訣と考え10のコアバリューを社員に浸透させている。
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感動した。これからはマーケティングの知識だけじゃなく、つながりや共感という要素も必要になってくると感じました。他人を幸せにして自分も幸せになる。マーケティングでありながら、すごく哲学チックな内容でした。
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オンライン通販サイト「ザッポス」の成り立ちと、最後に幸せについての研究「サイエンス・オブ・ハピネス」について書かれています。
分量としては後者の幸せに関する部分は少ないですが、人が幸せを感じる要素や、幸福感の種類と持続性などが書かれていて、自分と向き合ういい材料になりそうです。
最後の人の幸せについての章だけでも読むと面白いかも。 -
企業文化がなんとなくディズニーっぽいイメージである。