伝説のファンドマネージャーが教える株の公式

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014509

感想・レビュー・書評

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  • ★★★☆☆
    中長期ブレイクアウトシステムの教科書
    【内容】
    ファンドマネージャーを生業としていた筆者が送る、ブレイクアウト戦術の極意。

    【感想】
    非常に具体的だった。システムを構築するにはこういった明確な指針があると大変わかりやすい。
    あとはこれを以下にして楽にやれるかだよな。結局。

    【引用】
    *買いの公式*
    1.株は数年来高値を更新した時点で買う
    2.1の出現位置が、過去最高値と比較して低位で出現したシグナルは外れる。6割以上の戻りが必要
    3.経常利益で以下2点をクリアする
     ①成長性:過去5~10年間に年平均7%以上の成長を果たしている。
     ②安定性:過去5~10年間に減益がないか、ごく少ない。
    4.直近1~2年の伸び率(前年同期比)で、経常利益は20%以上
    5.直近2~3四半期の伸び率(前年同期比)で、売り上げ10%以上。
    6.直近2~3四半期の伸び率(前年同期比)で、利益20%以上。
    7.何が起きても成長を続ける銘柄を選ぶ(不況や円高でも大丈夫)
    8.PERは60倍以下とする。

    *売りの公式*
    1.テクニカルの売りサインで行う。それ以外は、1・2・3で緊急に行う。
    2.直近の利益(前年同期比)が20%未満
    3.会社の不正は即売り、事故は原則売り。
    4.損切りは買値から8%前後下がった時点で行う。

    ・売りは「飛び降り」が必須
    ・理想的な新高値更新は持ち合い圏抜け。期間が長く値幅が狭いほどよい。
     (http:/www.miller.co.jp ケンミレ→ランキング→年初来)

  • 一つの見方として参考になった
    史上最高値を更新してるかが鍵

著者プロフィール

林 則行(はやし・のりゆき)
世界最大の政府系ファンド、アラブ首長国連邦アブダビ投資庁の元ファンドマネージャー。当時、日本人で唯一、中東でオイルマネーを運用した投資のプロ。米国コロンビア大学ビジネススクールにて、ジム・ロジャーズから薫陶を受ける。米国公認会計士。著書に『伝説のファドマネージャーが教える株の公式』『伝説のファンドマネージャーが実践する株の絶対法則』(共にダイヤモンド社)、『金はこれから2倍になる』『伝説のファンドマネジャーが教える 図解 株の暴落サインを見抜く法』(共に宝島社)などがある。

佐藤隆太郎(さとう・りゅうたろう)
2000年生まれ。京都大学経済学部2回生。高校時代に塾の恩師からの薦めで投資に興味を持つ。大学に入学してから『伝説のファドマネージャーが教える株の公式』を読み、明確かつ精錬とした投資のルールに衝撃を受ける。また、読者の質問に対して真摯に回答される姿勢に感銘を受け、林則行氏のファンクラブを立ち上げ、会長を務めている。

「2022年 『投資初心者の大学生が伝説のファンドマネジャーに聞く 世界が大不況でも資産を増やせるって本当ですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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