伝説のファンドマネージャーが教える株の公式

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.06
  • (27)
  • (28)
  • (12)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 306
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478014509

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 語り口が平易で、投資基準が明確。
    とても読みやすい本でした。

    内容としては、ファンダメンタルとテクニカルを組み合わせた実践的なもの。
    基本的なスタンスとしては、オニールの成長株投資に近いと思います。

    ポートフォリオの一部で、試験的に実践してみます。

  • ①好調な業績、②市場の注目が集まることによる新高値、この2つの条件を同時に満たした企業の株価が上がるという説明です。

    初心者はどちらかだけを見て株価が上がると思ってしまうけど、実際、市場は効率的では無いので、①を満たしても放置されて株価が上がらないことが多く、②を満たし始めると、今まで放置されていた分も含めて強く上昇するとのこと。

    具体的な数値基準も明快でとても実践しやすい本です。

    ただし、最近の企業は成長スピードが早いため、本書で取り上げる2年以上株価が放置された企業への投資では、前者の企業への投資機会を逃すのでは無いかと感じています。自分でもっと勉強が必要なようです苦笑

  • 新高値投資について分かりやすく書かれています。自分は数ヶ月のスパンを中心としたトレードをしているので、時間軸がすんなり入ってきました。本当に必要な情報に絞って書かれているので、頭にも残りやすいと思います。

  • 新高値をつけた銘柄を買っていく手法。
    方法は面白い。

    220805再読
    損切りは8パーセント
    2年以上あいてからの高値ブレイク

  • P48まで読んだ。
    新高値をつけた株は、今後上がる!という著者の理論が説かれている。ホントかな…?

  • 易しい言葉で簡潔に説明されており、また前提知識もほとんど必要としない内容であるため、初心者〜向けの内容といえる。
    最後にチェックリストや情報の入手方法まで書かれており、親切。

    本業が別にあって、副業や資産運用の一手段として株をする場合には、ファンダメンタル分析をやろうとしても情報量や情報の入手スピードでプロに負けてしまうのはあきらかである。
    しかし、本書の方法であればこのハンディキャップは特に問題にならないため、片手間で投資をやりたい人には特に向いている投資法ではないだろうか。

    ただし、本書で対象としているのは、「新高値をつけた銘柄がさらに化ける」という1点に限られるため、あくまで選択肢の1つでしかない点は注意が必要である。

  • 社会人になって最近運用額も増えてきたので、機関投資家の考え方を勉強したいなと思い購入。


    なんだかんだいっても、株式相場は機関投資家が規模として強いプレーヤーだから、個人投資家?としてはうまく波に乗りたいなと。


    結果として、非常にためになった。
    投資先の考え方が根本的に違った。
    今まで、「いかに安値で買って、高値で売るか」。
    言い換えるなら、関数で言うところの極小値で買い、極大値で売る事を目的にしていた。

    だが、彼らは違った。新高値と呼ばれる点で買い、そこからの爆発で利益を取る。いわゆるオオバケ株狙い。
    それを見抜くコツが詳細に書いてあり非常にためになる。

    しかし、今までの僕の投資スタイルとあまりに違うし、本にも書いてある通りしばらくは模擬的に挑戦して習熟した上で実用に使いたい。それまで新規投資はおやすみかな。

  • 読み応えがあった。

    私の投資方法は“ほったらかし”と“本能で投資”というのがモットー
    なので、それはことごとく打ち砕くような内容の本である。

    でも勘違いしてはいけないのは、【利益を出した人が勝ち】ってこと。

    今回の本はあくまで参考程度に、ひとつ武器を得たと思ってこれから
    も稼いでいく。

  • 新高値更新銘柄にスポットを充てての売買を推奨。その論拠等わかりやすくてよかった。

  • 新高値を買うというコンセプトや機械的にある程度銘柄を絞りこむところ、そして企業の将来性を見極めるところまでは良いのだが、そのあとの売り関係のところは個人投資家にはハードルが高いと感じた。個人投資家が6勝4敗で損切りをきっちりやって、ごく一部の大化け銘柄を待つという戦略にどこまで耐えられるのだろう・・・。ただ、機関投資家として労力をかけることが可能であれば、有効な手段として検討の価値がある。

著者プロフィール

林 則行(はやし・のりゆき)
世界最大の政府系ファンド、アラブ首長国連邦アブダビ投資庁の元ファンドマネージャー。当時、日本人で唯一、中東でオイルマネーを運用した投資のプロ。米国コロンビア大学ビジネススクールにて、ジム・ロジャーズから薫陶を受ける。米国公認会計士。著書に『伝説のファドマネージャーが教える株の公式』『伝説のファンドマネージャーが実践する株の絶対法則』(共にダイヤモンド社)、『金はこれから2倍になる』『伝説のファンドマネジャーが教える 図解 株の暴落サインを見抜く法』(共に宝島社)などがある。

佐藤隆太郎(さとう・りゅうたろう)
2000年生まれ。京都大学経済学部2回生。高校時代に塾の恩師からの薦めで投資に興味を持つ。大学に入学してから『伝説のファドマネージャーが教える株の公式』を読み、明確かつ精錬とした投資のルールに衝撃を受ける。また、読者の質問に対して真摯に回答される姿勢に感銘を受け、林則行氏のファンクラブを立ち上げ、会長を務めている。

「2022年 『投資初心者の大学生が伝説のファンドマネジャーに聞く 世界が大不況でも資産を増やせるって本当ですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林則行の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
ジェフリー フェ...
OJTソリューシ...
神田 昌典
池井戸 潤
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×