- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478014509
感想・レビュー・書評
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語り口が平易で、投資基準が明確。
とても読みやすい本でした。
内容としては、ファンダメンタルとテクニカルを組み合わせた実践的なもの。
基本的なスタンスとしては、オニールの成長株投資に近いと思います。
ポートフォリオの一部で、試験的に実践してみます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
①好調な業績、②市場の注目が集まることによる新高値、この2つの条件を同時に満たした企業の株価が上がるという説明です。
初心者はどちらかだけを見て株価が上がると思ってしまうけど、実際、市場は効率的では無いので、①を満たしても放置されて株価が上がらないことが多く、②を満たし始めると、今まで放置されていた分も含めて強く上昇するとのこと。
具体的な数値基準も明快でとても実践しやすい本です。
ただし、最近の企業は成長スピードが早いため、本書で取り上げる2年以上株価が放置された企業への投資では、前者の企業への投資機会を逃すのでは無いかと感じています。自分でもっと勉強が必要なようです苦笑 -
新高値をつけた銘柄を買っていく手法。
方法は面白い。
220805再読
損切りは8パーセント
2年以上あいてからの高値ブレイク -
易しい言葉で簡潔に説明されており、また前提知識もほとんど必要としない内容であるため、初心者〜向けの内容といえる。
最後にチェックリストや情報の入手方法まで書かれており、親切。
本業が別にあって、副業や資産運用の一手段として株をする場合には、ファンダメンタル分析をやろうとしても情報量や情報の入手スピードでプロに負けてしまうのはあきらかである。
しかし、本書の方法であればこのハンディキャップは特に問題にならないため、片手間で投資をやりたい人には特に向いている投資法ではないだろうか。
ただし、本書で対象としているのは、「新高値をつけた銘柄がさらに化ける」という1点に限られるため、あくまで選択肢の1つでしかない点は注意が必要である。 -
読み応えがあった。
私の投資方法は“ほったらかし”と“本能で投資”というのがモットー
なので、それはことごとく打ち砕くような内容の本である。
でも勘違いしてはいけないのは、【利益を出した人が勝ち】ってこと。
今回の本はあくまで参考程度に、ひとつ武器を得たと思ってこれから
も稼いでいく。 -
新高値更新銘柄にスポットを充てての売買を推奨。その論拠等わかりやすくてよかった。
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新高値を買うというコンセプトや機械的にある程度銘柄を絞りこむところ、そして企業の将来性を見極めるところまでは良いのだが、そのあとの売り関係のところは個人投資家にはハードルが高いと感じた。個人投資家が6勝4敗で損切りをきっちりやって、ごく一部の大化け銘柄を待つという戦略にどこまで耐えられるのだろう・・・。ただ、機関投資家として労力をかけることが可能であれば、有効な手段として検討の価値がある。