- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478017289
感想・レビュー・書評
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p138まで読了
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著者は元NECのプロセス屋さん。
半導体集積回路(LSI)の製造方法、原材料、減価償却、レシピ作り、作業員の服装、歩留り管理、今後のあるべき姿についてまで語った盛りだくさんの内容。
著者がプロセス屋なので仕方ないが製造方法についての解説が多数を占め、回路設計についてはあまり語られていないのが残念。
縦書きの読み物本で数式等はほぼ無く、初心者向けのやさしい一冊である。集積回路の作り方について分かった気になれる。 -
ちきりん氏のオススメ書。他の教材よりわかりやすかった。
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半導体工場について詳しく説明した本。
半導体の製造の工程から、向上の設備、見学者の服の色まで細かく説明されておりなかなか興味深いです。
もともと、PCのCPUやゲーム機のチップに関する記事は読んでいたのでなんとなくは理解はしていましたが、各工程が具体的に理解できたので良かったです。
工場見学が好きな人にはオススメです。 -
部分的には分からないことが、たくさんありましたが、
全体的には、読んで良かったと思います。
(本当は半導体の仕組みとかを、子どもに説明できるぐらい
読めたらいいのだが、そのレベルに達するには、
理工系の大学に入学しないといけないだろう(泣))
なぜなら、半導体製品や工場も、
もちろんそうですが、製造システムや
近頃よく報じられている、半導体産業の凋落まで含めて、
半導体には「国の富」が集積されていることが、
よく分かったからです。
半導体には原材料の選定、微小化技術、
関連法規の徹底、資源のリサイクル活用など、
「人間の知恵」が、見事に結集されています。
個々の製品が売れるかどうかは別にしても、
このような技術の粋が、この世の中に存在していることを
知っただけでも、とてもトクした気分になれます。
http://a-e-dkmemo.blogspot.com/2013/01/blog-post_26.html -
細部までは目を通さず