外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
- ダイヤモンド社 (2012年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478020890
感想・レビュー・書評
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どうしてそんなに高額の給与をもらえるのかな?と思っていた「外資系金融」の中で、何がおきていたのかがよくわかりました。
大きすぎてつぶせない、からつぶさない、のではなくて、それならつぶしていい大きさにするのが筋、というのはとてもよく分かります。
そして、世界最高の頭脳を、何に使ったら人類は進化するのだろう、という疑問(疑念?)を持たずにいられなくなります。
才能の無駄遣い、という言葉があります。
嫌なことに囲まれる毎日を過ごしていると、ゆうゆうと南の島で過ごすとか、働かないで過ごすゆとりある生活、そういうものに、どこか憧れてしまいます。
それをみんなが狙うのも一つの在り方です。でも、なんだか才能をうなるほどのお金に換えることだけが、才能の使い方なのかな、と感じずにいられなくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金融業界ってクソみたいな奴だらけだよねー、といった下らない内容。クソにどっぷり浸かった男のクソみたいな話。
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10年前に書かれた本だが、本質が捉えられてて面白かった!もっとマーケットに関わりたいなあと切実に思う一冊でした、再読します忘れた頃に
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ためになるが、まだこの段階だと少し難しい部分もあった
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人気ブロガーが書いた外資系金融や金融業界の本。
想像もしなかったくらい羽振りのいい世界の話で、自分のしてる仕事はいったい何なんだ?と何度か思ったが、優秀な人が高待遇で働くのは自然な事なので、何となく納得した。
年収1500万の人を貧乏人と見下すなど、作者は人間性にやや問題を抱えているようだが、文章はとてもわかりやすくて面白かった。
途中で飽きたが、恋愛に関する部分が少しあって、そこが一番面白かった。
お金がなくても市井の幸せを噛みしめて暮らして行こう、と謙虚な気持ちになれる本でした。 -
金融(というか主に証券会社)の構造についてわかりやすく書かれており、読みやすい。
マクロな金融の流れに関する説明もわかりやすいが、トピック自体に時事的な側面があるため、少し古さが目立つのは残念。
あまり他者に対するリスペクトはないのが気になるが、そこも含めて読みやすく、週刊SPAらしくて良いのかもしれない。 -
結構ガッツリとした内容で書いてある。
現状金融業に携わっている人のみならず、興味のある人にとっては現実を知るには良い本である。 -
個人的にこの人は好きではないが、マニアックな金融業の世界や歴史を、門外漢にもわかりやすく書いてある。とても頭の切れる方なのだろう。
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金融の話は全く知識がないので、すごいなーと読んでいた。
でも、年収いくらあればこの人はすごいと思うのだろう?あとこの人は女の人を純粋に好きになったことあるんだろうか?と感じてしまった。