- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478027592
感想・レビュー・書評
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ブランディングについて本質的なことが書いてあることは伝わるが、言葉が難しすぎてスッと入ってこないところがあった。
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ブランド論の大御所ってことで読んでみた
論っていやー論だけど根拠がどこまでなのかなってのが分からない
きちんと論文読まにゃだめかな
ケラーと併せ読めばいいのかな
まずは入門したので戦ってみよう -
アーカーのブランド論総まとめ。
後輩に貸したままどっかいってしまった…
でも、正直買いなおす必要はないかな。かつての著作をちゃんと読んだほうがためになる。 -
ブランド論をざっと学べる。
戦略とブランドは、表裏一体として考えるべきだと理解できた。全社戦略を表すコーポレートブランド。事業ポートフォリオとついにもつべき、ブランドポートフォリオ管理のコンセプト。個別の事業、製品、サービス、さらには、その要素と個々のブランド。
どう思われたいのか。
今どう思われているのか。
どうギャップを埋めるのか。
具体的なアクションについては、他書が良いと思う。 -
Aaker教授がManaging Brand Equity を出してからかなりの歳月が経つ中、本人もそれが現代の実情には合っていない事を認めており、誠実に読者に対して新しい論文を読むように諭している。本書は、同氏のHBRなどに掲載された新しい論文集である。同氏が言うように、過去の著作を読み返すよりもこちらを読んだほうが時間の節約にもなる。
社会的便益などは、以前は概念として提示されていなかったと思うが、これも現代のブランド戦略では不可欠な要素だろう。このブランドを買う、または使う人達はどういう集団の仲間である、という帰属意識をもたらすものである。自己表現的便益と似ているが、さらにそれを集団まで拡張した概念だろう。
以下、学び。
トム・ピーターズ:「愚か者は価格で勝負する。勝者となるのは、顧客の心に長く残る価値を生み出す方法を見つけた者だ」
- 人はブランドを人間のように扱うようになると、認識と行動に影響を受けるようになる。
- ”マストハブ”を高く評価する顧客を満足させ続ける。一方、競合はビジネスの対象としてそれほど魅力的ではない顧客と向き合う羽目になる。
- 正統派ブランドになるために、必ずしもそのカテゴリーで最初のブランドである必要はない。しかし、適切なコンセプトで人々を惹き付ける最初のブランドである必要がある。
- 中身の無い主張をしても、実態は最終的には知られてしまう
- ブランドとは
イノベーションを自社のものとし
信頼性を向上させ
中身を伝える必要を楽にする
- レイコフのフレーミング論
UCBの言語学者レイコフが、Don't think of an Elephantと警告して授業を開始すると、学生は頭のなかから象を追い出すのが不可能だと気づく。人々は、脂肪分25%の肉よりも赤身75%の肉を選ぶ。
- カテゴリーのエグゼンプラー(代表例)になる: エコカーのプリウスのように
カテゴリーが勝てば、そのブランドも自動的に勝つ
-外部とのタイアップなどにおいて
顧客の自己イメージ、価値観、ライフスタイルに集中するべき -
Aaker教授がManaging Brand Equity を出してからかなりの歳月が経つ中、本人もそれが現代の実情には合っていない事を認めており、誠実に読者に対して新しい論文を読むように諭している。本書は、同氏のHBRなどに掲載された新しい論文集である。同氏が言うように、過去の著作を読み返すよりもこちらを読んだほうが時間の節約にもなる。
社会的便益などは、以前は概念として提示されていなかったと思うが、これも現代のブランド戦略では不可欠な要素だろう。このブランドを買う、または使う人達はどういう集団の仲間である、という帰属意識をもたらすものである。自己表現的便益と似ているが、さらにそれを集団まで拡張した概念だろう。
以下、学び。
トム・ピーターズ:「愚か者は価格で勝負する。勝者となるのは、顧客の心に長く残る価値を生み出す方法を見つけた者だ」
- 人はブランドを人間のように扱うようになると、認識と行動に影響を受けるようになる。
- ”マストハブ”を高く評価する顧客を満足させ続ける。一方、競合はビジネスの対象としてそれほど魅力的ではない顧客と向き合う羽目になる。
- 正統派ブランドになるために、必ずしもそのカテゴリーで最初のブランドである必要はない。しかし、適切なコンセプトで人々を惹き付ける最初のブランドである必要がある。
- 中身の無い主張をしても、実態は最終的には知られてしまう
- ブランドとは
イノベーションを自社のものとし
信頼性を向上させ
中身を伝える必要を楽にする
- レイコフのフレーミング論
UCBの言語学者レイコフが、Don't think of an Elephantと警告して授業を開始すると、学生は頭のなかから象を追い出すのが不可能だと気づく。人々は、脂肪分25%の肉よりも赤身75%の肉を選ぶ。
- カテゴリーのエグゼンプラー(代表例)になる: エコカーのプリウスのように
カテゴリーが勝てば、そのブランドも自動的に勝つ
-外部とのタイアップなどにおいて
顧客の自己イメージ、価値観、ライフスタイルに集中するべき -
ブランディングと、マーケティングは同じなんだという再認識。自分がやるべきこと、やりたいことに囲いをつけずにやってみよう。仕事への不安があったけど、前向きに考えるきっかけをもらえたかも。
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セッションの課題図書。時間がなくて、後半は斜め読みしかできなかったけど。
B2Bでも、マーケティング戦略の中では、ブランド戦略も持っていないといけないよなということは理解。 -
ブランドを語るなら読まずにはいられない名著。
ブランドエクイティの概念とその体系化は秀逸。
理論が主なので実践には現実に合った思考が必要。 -
「ブランド・エクイティ戦略」「ブランド優位の戦略」など、長きにわたってブランド戦略論を発信してきたアーカー教授のブランド論。翻訳なので若干読みづらさはあるものの、全体的にまとまっていて、これからブランド論を学ぶ人には教科書として重宝しそう。とはいえ、やはり学術的なので、実際のブランドマネジメント業務ではあまり役には立たない気がする。実用書を求める人は他のブランディング本をあたるべきだが、ブランドの理論をきちんと勉強をしたい人には読むべき一冊。