0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 2386
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478029060

作品紹介・あらすじ

PKを蹴る方向も、人生の選択も、国の政策も、すべてバイアスをゼロにして考えろ-。あらゆるバイアスから自由になり、一発で本質に切り込む思考法。

感想・レビュー・書評

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  • 問題解決の基本を教わりました

    「人はインセンティブに反応する」「これは単純明快、至極当然に思えるが、このことをしょっちゅう忘れて自滅している人が多いのにびっくりする。ある特定の状況に関わる全当事者のインセンティブを理解することが、問題解決の基本だ」

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • タイトル通りにあらゆるバイアスから自由にはなれなかったし、問題解決をシンプルにできるようにもなれなかった。けどもたくさんの示唆、思い込みや、誰もが自分とかわらないから、疑ってかかる(そんなことはいってなかったかも)とかを得ることできました。結構面白い本でした

  • 問題を捉え直すことで別の解決方法を見出す、フリークといったものの考え方。行動経済学の部類なのかな。
    この本の内容で感銘を受けたとかということではなかったが、読みながら、現在の仕事や環境でふと気になるところが出てきていくつか調べてみたい、やってみようかなと思うことをメモってみたり。
    何か得られるのかはわからないけど、確かに先入観で固めてた部分があった気がした。
    158冊目読了。

  • 0ベース思考は、捨て去るという行為が核心にある。
    一般通念、習慣、ルール、バイアス、クセ、恐れる気持ちなど、自分をどこかに固定してしまうあらゆるものを捨て去る。
    悩んだとき、頭の中で唱えよう。何か捨て去るものはないかと。

  • 本書を読んでみて、自分は普段から0ベース思考を行っているのだと気付いた。全てを実践している訳ではないが、どの章の考えにも納得できた。最終章が特に自分のお気に入りで、「やめる」ことの障害となりうるものについて考察している。筆者も言っているように全ての問題を解決する魔法は存在しないが、ほんの少しだけ広げた視野が世界を開けたものにしてくれるのかもしれない。

  • 0ベース思考。
    人は知らず知らずのうちに自分なりの偏見に則って、物事について考え,行動している。インプットから人間の思想は生まれていると考えていたが,認識できない偏見であるゆえ,より意識してフラットに考える必要があると感じた。視点を変えた具体的な施策は,非常にユニークで面白かった。がんじがらめになった偏見から失敗について考えが書かれており,何かをやめて選択を取ろうとしている自分にとってタイムリーな内容であった。

  • 経済学者が書いた自己啓発本?
    経済学にしてはやけにユーモア満載で、やけに読みやすい。
    紹介されるエピソードやデータがどれも面白い。
    以下、個人的に特に面白かった部分。

    会社の広告を止める話。
    広告を止めたらクビにされる。広告の効果は分からない。
    実際は広告を止めても売り上げは変わらなかった。
    意味のない広告に何百億円も使っていたかも。
    現状のシステムを思考停止で継続することに疑問を持とう。

    胃潰瘍の話。
    胃潰瘍治療薬市場は1994年に80億ドルに。
    が、この治療は効果的なものではなかった。
    研修医による1981年からの研究で、ピロリ菌が本当の原因だと発表されるも、数年間は受け入れられず。
    研修医は2005年にノーベル賞を受賞。
    人間は間違ったものも簡単に信じ、新しい真実は受け入れない。

    教育の話。
    子供の学力を上げるにはどんな教育が有効か。
    そんなことより、視力が悪くて勉強に支障が出ている子供が多い。
    眼鏡を配る。
    学力25~50%アップ。
    物事をシンプルに考えるメリットもある。

    チャレンジャー号の話。
    技術者が低温によりスペースシャトル打ち上げの延期を提案。
    NASAは打ち上げを強行。
    73秒で爆発。乗組員全員死亡。
    事故の原因は技術者が主張していた通りだった。
    計画をやめる勇気を持とう。

  • 自分には合わなかった。。

  • 原題 THINK LIKE A FREAK
    2014
    変人のように考えろ(?)

    シカゴ大 経済学教授
    『ヤバい経済学』の人


    それは「失敗」ではなく「袋小路の発見」である
    248

     →機会費用の損失から逃れる大撤退

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著者プロフィール

スティーヴン・レヴィット
シカゴ大学経済学部教授
シカゴ大学経済学部ウィリアム・オグデン特別功労教授。シカゴ価格理論ベッカー・センター理事。ハーヴァード大学で学士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。1997年以来、シカゴ大学で教鞭をとる。2004年、40歳以下の優秀なアメリカ人経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞。2006年には、『タイム』誌の「世界で最も影響力がある100人」の1人に選ばれる。共著に『ヤバい経済学』『超ヤバい経済学』があり、人気ブログ「Freakonomics(ヤバい経済学)」を共同で執筆している。

「2018年 『レヴィット ミクロ経済学 発展編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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