「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478039472

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい!期間あけて読んでしまったのでまた読み返したい。

  • 331.19||Na

  • 因果関係があるのか、単なる相関関係なのかの見極めをメインテーマに可能な限り簡素化して説明してくれるのが本書。一見シンプルで理解出来た気になるが、読めば読むほど深みを感じる。因果と相関の境界は抽象的で難しい。同じテーマのもう少し専門的な本にチャレンジしたくなった。

  • 因果関係(AだからB)と相関関係(AだとB)の違いなど。データ分析の入門の教科書という感じ。

  • 因果関係にあるのか、相関関係にあるのかを見極めることは、データを見る上でとても大切だと感じた。

    メタボ健診を受けているか、長生きできる(因果関係)
    のか
    メタボ健診を受けるぐらい健康に対する意識が高い人ほど長生きする(相関関係)
    のか。

    この二つを間違えないようにしていきたいと思った

  • データ分析の力 因果関係に迫る方で紹介されていたので手に取った1冊。ランダム化比較試験や自然実験等、"データ分析〜"と重なる部分も多かったので手法については新たな知見は少ない印象。

    ただ、各々の手法で紹介される事実(偏差値の高い大学に行けば収入は上がるのか、認可保育園を増やせば母親は就業するのかなど)は、意外な事実となるものが多かった。

  • 因果推論と分析の基本概念を理解できる1冊。
    データサイエンスを学びたいけど何から始めればいいのか分からない社会人向け。根底にある概念を学べる。
    章が分かれているが、一貫して同じ型で書かれてありすごく読みやすい。
    因果関係と相関関係の区別がつくようになる。
    【学んだこと】
    因果関係のチェックポイント3つ
    ①まったくの偶然ではないか
    ②第3の変数は存在していないか
    ③逆の因果関係は存在していないか
    反事実→もっともらしい値を用いる
    メタアナリシス
    ランダム化比較実験(介入群と対照群)
    自然実験
    擬似実験
    -差の差分析
    -操作変数法
    -回帰不連続デザイン
    -マッチング法
    回帰分析
    内的妥当性と外的妥当性
    因果推論の5ステップ
    ①「原因」は何か
    ②「結果」は何か
    ③3つのチェックポイントを確認
    ④反事実を作り出す
    ⑤比較可能になるよう調整

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/451609

  • 『イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学』でのオススメもあり(あと、たしか『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』でも)、読みました。確かにわかりやすい。読んでよかったです。
    ピアエフェクトについて書かれた、第6章の "学力の高い友人に囲まれても自分の学力は上がらない" のところが面白かったです。

  • データに見られる相関関係を因果関係を示す根拠とするためにはどのような注意が必要かを説く入門書。

    最も重要なことをわかりやすく述べている点で評価する。

    初めてでない人にとって内容は退屈かもしれないが、基礎的なデータとの向き合い方に関するコモンセンスを築く上で「このように説明すればよいのか!」という気付きが得られる。目を通しておくのも悪くないだろう。

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