「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法
- ダイヤモンド社 (2017年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478039472
感想・レビュー・書評
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2022/08/13 読了
#読書記録
#rv読書記録
"因果関係"と"相関関係"を、様々な分析方法をもとに論じた一冊。それらの違いがよくよくわかる。分析方法の理解は乏しいけど。
仕事柄、因果と相関には気をつけて数字を見ないといけない業務が多いので、改めて勉強・参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
入門の入門ということで前提知識がなくても理解しやすかった。相関関係と因果関係を自分の頭で区別できるようになることで、情報がゴミのように溢れている社会で賢明な取捨選択ができる。学力の経済学の中室牧子さん、究極の食事の津川友介さん、ともに好きな著者。共著も面白かった。
今回は方法論の本であったが私はその結果わかった事実の方が興味があるようだ。今後もぜひ学力の経済学や究極の食事のように、その方法論の結果導き出されたエビデンスある結論をまとめた本を出してほしいです。期待しています。 -
因果推論の基本。
エビデンスベースの時代に沿った因果関係の見極め方の話。
昨今の流れの通りで相関と因果の話を丁寧に切り分け。
回帰分析の話で締めて因果関係を導く難しさと手法をわかりやすく解説。
それでも、前提知識があればとなる例え話がもう少しわかりやすいとよかったかも。
統計の話の視点で人にすすめたい内容ではある。 -
因果関係と相関関係の違いを意識していないと、間違った分析になる可能性がある。
思った以上にに因果関係であることを証明する事は難しいのだとわかった。
研究の話は医学論文を作り込む際の考え方であった為、理解しやすかった。 -
相関関係に惑わされずにそこに因果関係があるかを正しく見極める姿勢をもっておくことの重要性を改めて感じさせられる本。
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東2法経図・6F指定:331.19A/N37g/T.Ishikawa
東2法経図・6F指定:331.19A/N37g/J.Ishikawa
東2法経図・6F指定:331.19A/N37g/Igarashi -
「偏差値の高い大学へ行けば収入は上がるのか」「テレビを見せると子どもの学力は下がるのか」「メタボ健診を受けていれば長生きできるのか」 このような因果関係をデータからどのように測定すればよいのでしょうか。この本は因果関係を調べるための方法を数式を一切使わずに分かりやすく解説しています。
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具体的に因果推論のやり方を、現実の研究例を用いて、やさしく説明してくれているので凄く分かりやすい
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県立図書館
10因果関係なのか、相関関係なのか、正しく見分けるための方法論を因果推論と呼ぶ。
因果は原因と結果であり、推論とはある事実をもとにして他の夢を推し量ること。
推理や推定を重ねて結論を導くことだ。
因果推論は、アメリカではビジネスや制作はもちろん、日常会話でも因果関係を意識した発言は多い。
日本では体系的に学ぶ機会はほとんどない。データ判断時代に必須な教養なのである。
因果関係なのを確認するために、三つの事を疑ってかかることをお勧めしたい。
1全くの偶然ではないか
2第3の変数は存在していないか
3逆の因果関係は存在していないか -
2021I138 331.19/Na
配架場所:C2