ゼロ秒思考[行動編]―――即断即決、即実行のトレーニング

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068205

感想・レビュー・書評

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  • 仕事のスピードを上げるには、全体観をもって作業にあたり、時間を無駄にしたり、二度手間を徹底的に減らすことであった。
    全体観をもつことが非常に重要であり、それを身につけるために、オプションとフレームワークという二つの思考トレーニングが紹介されていた。
    この二つのトレーニングを通して、仕事に対する全体観を正確にもち、無駄のない仕事をすることがスピードを上げることだと思った。

  • 即断即決について、有効性~リスク、具体的な方法実践まで載っています。
    ただ、[行動編]とある通り、前の本を読んでいることが前提になっている気がするのでご注意ください。

  • ゼロ秒思考第1作目に続く、行動編。
    人がなぜすぐ行動できないのか、即行動するには、どうすれば良いのかを教えてくれます。

    マッキンゼー等のコンサルタントは即断即決、即行動する人が多いそう。それは普段から迷わない習慣を持っていることもそうですが、フレームワークを使って、行動のスピードを上げているそうです。

    そして、ゼロ秒思考第1作でも主張されていたとおり、"書く"ことが大事。
    フレームワークも紙に書き、考えることですぐ行動できるようになります。

    フレームワークは2軸で考えるのが簡単な方法。例えば、タスクを何からやるか、重要度と緊急度の2軸で検討し、緊急で重要なものから手をつけていく。

    さらに因果関係の図式化やフローにしたりすることで、"全体観"を掴みながら、行動することが最も早く決断でき行動できる。

    やはり、何か迷った時は紙に書く、必要であれば適切なフレームワークを使って、比較検討、分析して、即実行をする。

    いろいろなフレームワークを活用して、行動スピードを上げていきたいと思う一冊でした。

  • 有効ツールとして全体像を掴み、オプションを考えオプションごとのメリットデメリットからオプションを選択する この癖付けが即決即断の訓練に。
    フレームワーク 緊急性と重要性の軸で優先順位付け

    全体像+優先順位付け or オプション 選定

  • ■即断即決即実行を妨げる心理的ブロックと解決方法

    ▲情報を集めきれないと動けない。
    ・情報を集めれば集めるほど正しい結論を出せるわけではない。
    ・結論を出すことから逃げている。仕事をしていると思い込みたくて情報を集めている。
    →タイムリミットを決めて、精度が悪くても必ずまとめる

    ■全体観を持つと決断できる。
    ・オプション(やる事の書き出し、得られることの整理)
    ・フレームワーク(やる事の位置づけ、優先順位付け)

    ■常にPDCAを回し、ノウハウを蓄積し続ける。

  • 全体観を備えながら、即断即決、即実行をする。

    そのためには、オプションやフレームワークを使って、合理的に考える仕組みを作ると良い。

  • ゼロ秒思考を実際の現場で使う際の姉妹編。
    即断即決、即実行のためには全体像をオプションと2×2などのフレームワークで理解する。特にフレームワークは人の話を聞きながらなど整理しておくと議論が進みやすくなるし、相手意図の理解にも繋がる。フレームワークには、フローや影響関係、事象→真因→根本的な解決策→個別の解決策がある。これらのフレームワークに話がどのように落とし込めるのかを考える。
    悩んだらA4に箇条書きして整理。これをとにかくくりかえす。
    また常にPDCAを回す。期限までに最低2回は回せるようになりたい。

  • 即断即決のメリット、実践方法、特に、阻害要因と対策が簡潔に記載されています。

  • なるほどなぁと思ったこと↓
    ○正しい全体感を持つとは、自分が取り組む仕事や課題の全ての道筋やプロセスが見えており、どこが重要なポイントかを理解していることだ。どのような問題が起きそうで、それがどれくらい深刻かもしっかりと認識している。道筋やプロセスがどのように選択肢として分かれるのか、それがどのように変化するのかと言うことをつかめている。部分ではなく、一面ではなく、空間的に、時間的に全体が見渡せている。

    ○普段から全ての仕事を1分1秒でも早くする。人に会う以外の全ての仕事は何倍も速くできると信じて工夫し続ける。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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