自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478101551

感想・レビュー・書評

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  • 生産性についてわかりやすく書いてある。

    人生が有限であることを意識させてくれるので何度も読んでいて、その都度時間の使い方を見直してる。

    万人におすすめできる本です。

  • 私は、ちきりんさんの本はめちゃくちゃ好きです。
    「より短い時間で、より多くの仕事をする!」って考えるのは、とても大事なことですね。
    現実的には、、、なかなか出来ないー(涙)というところもありましたが、とても参考になりました。
    ぜひぜひ読んでみてください。

  • 人気のブロガー、ちきりんさんによるタイムマネジメントの指南書。
    面白いのは、タイムマネジメントの本でありながら、「限られた時間の有効活用」の一歩前に整理すべき、「そもそも何を手に入れたいの?」に触れているところ。自分のニーズを理解していないコトって意外と多いので、大事なポイントだと思います。

    これからは「高生産性シフト」として、社会全体が生産性の高い方向に変化していく、というのもまったく同意。
    これを読んで2点思いを馳せたのは、①著者は日本の様々な非効率さに触れる中で、選挙にも触れていましたが、ここの生産性がいつ上がるかが日本という国が変わっていけるかのリトマス試験紙になりそう…ということと、②解雇規制の厳しい日本では、欧米で言われる「生産性が低い会社が潰れ、高生産性の企業が新しく立ち上がる」営みを大企業が疑似的に代行しないといけないのでは?ということです。
    世の中が進歩する中、我々の日々も変わり続けないといけないということをあらためて認識させられました。

    あと、細かいトコロで2点。
    本の作者は著作の中で神の立場になる訳ですが、本著では「著者、活躍しすぎ…」とツッコみたくなるくらいで、本編で各登場人物に「こうすべき!」とアドバイスをした上で、その後の各人物のエピソードに「お気に入りのブロガー」「(有能な)女性マネージャー」としても登場するという。。編集者のアドバイスだったんでしょうか…。
    あと、本著内に書かれていた「グローバル企業が租税回避をする理由」は、個人的にはその上でもちょっとそれは詭弁だなぁ…という感想でした。

    後輩の若手社員に是非読んでほしいなぁと思う1冊でした。

  • 最重要ポイントは「全てをやるのではなく、重要な事だけをやる」と考えること

    ◼️重要な事だけやればいい
    重要で価値の高い仕事はやれば終わる仕事では無い為、後回しにされがち。一方で優先順位の低い仕事はやれば終わる仕事なので、つい些細な仕事から初めてしまう。
    これは仕事の段取りとしては最悪。本来は常に価値の高い重要な仕事を手がけ、それらに十分な時間をかけた後、残った時間で重要ではない仕事をするべき。
    多くの人が頭でわかっていても実行できない事だからこそ、どうしてもやらないといけない事以外はやらないと決める事がポイント

    ◼️全て自分でやらない
    仕事に限らず、多くの事をやっている様に見える人はみんなが当然の様にしている事をしていない。自分の時間を価値の高い事に集中して使う事で効率よく稼ぎ、それ以外の事を他者に任せられる経済的余裕が生まれる

    ◼️得意分野は率先してGIVEする
    これを実現する為には、自分の得意分野で周囲の人への信頼貯金を作っておく事が大事。自分の得意領域については率先して動き、苦手なところはお願いする、の様にしていくと信頼関係を保ちながら重要な事に集中する時間を手に入れられる

    ◼️極める場所は厳選する
    ラーニングカーブでは投入時間と成果が最大なのは最初。2:8でそれ以上の領域はマスターするのに非常に効率が下がる。学びの効率が最もいいのは初めと理解して色々学んでいくのが生産性が高い方法

    ◼️時間家計簿で見える化、ムダ取り
    忙しい時でも無駄は多く存在しているもの。使途不明時間を棚卸しして改善を重ねていく事で時間を作っていく

  •  久しぶりのちきりん本。
     ホント新自由主義の筆頭みたいな人だけど、できる奴はやりたいことやればいーじゃん、という考えはその通りだと思う。
     なので、万人ウケする本ではないのは確か。ツイッターでたまに叩かれてるけど、本人全くノーダメージなんだろうな。
     叩いてるヒマあったら、好きなことすればいいじゃん、時間の無駄だし程度にしか思ってないでしょうね。

     というわけで、シリーズとしては三冊目の本書は、生産性について考えます。

     仕事が忙しい、ヒマがない、やるべきことが進まない、こんな状況何とかならないの!
     とお嘆きの皆さん、時間をどんどん投入してマンパワーを使い切っていません?
     大事なのは、インプットを減らしてアウトプットを増やすこと。
     つまり、生産性を上げることなんです。

     全部を一人でやる必要はない、外注化もありだし、いっそ雑事はやらないという選択肢もある。
     何が大事なのか、やらなくてはいいのは何なのか。
     取捨選択して生産性を上げることで、自分が本当にやりたいことをやる時間を手に入れましょう。

     というもの。
     実にそうでありたい。

  • 今の日本企業の体質、日本人の働き方についてこの本が見事に言語化してくれてとてもすっきりしました。
    なぜ日本企業の働きすぎが改善されないのかは、
    欧米のように家族との時間、自分の時間に重きを置く文化がないからだと思っていた。
    長時間労働ではなく生産性の重要性があることがとても納得できる。
    これはビジネスパーソンにはぜひ読んで欲しい本。

    ただ、これを実際に職場で取り組もうとするとどうやったら定着させることができるのかがわからない。
    直接部門の生産性向上は毎月チェックするにも関わらず、間接部門の生産性向上は触れらることがない。
    コロナ化で業績が悪かった頃は残業ゼロを目指せと言われ、入社以来初めてどの仕事をなくすべきか、どう限られた時間でやりくりするかが議論され、実行に移すまでにいたったが、それも翌年には元の働き方に戻ってしまっていた。

    ワーママになり自分ひとりが生産性をいかに上げるか考えていたが、全社で取り組み誰もが働きやすい会社にしない限り自分ひとりで取り組んでもやはり限界があるように思える。
    この本を職場全員が読み、議論・実行に移せたらいいのになと思う。

    ◆覚えメモ
    ・ホワイトカラー部門には今日8時間かかった仕事を半分の4時間で終わらせるにはどうすればよいかを話し合ったり、実際に新しい方法を試してみる、という慣習自体が存在しない。→これまで全く競争にさらされてこなかったから→これからは請け負う企業がでてくる。
    ・無駄遣いを減らすのではなく価値ある支出を増やす
    ・頭が動く時、動かない時のTo do listを分ける
    ・手に入れたいものが違う人にとっては生産性の高い方法も異なる。自分の欲しいものを正確に理解をする。
    ・インプットを容易に増やせる状況においては誰も生産性を上げようと思わない→ギリギリ切羽詰まったワーママでもない限り、生産性を上げなければと真剣に考えるのはそうせざるをえなくなった人だけ
    ・女としても、妻としても、母としても頑張ってるという理想の女性像→男性にも仕事ができ、年をとってもお腹も出ず、かつイクメンが求められてる→家のことは全部自分でやれという社会、そうすることによって好感度が上がる社会では多忙な生活から抜け出せない。

  • 生産性が高い生活を送る方法が書かれている。
    お金や時間などの人生の希少資源を最大限有効に活用し、自分が欲しいものを手に入れる生活を送る。
    特に時間は可視化されにくいので、把握することが大事。

    1.1日の総労働時間を制限する
    2.業務毎の投入時間を決める
    3.忙しくなる前に休暇の予定を立てる
    4.余裕時間の確保
    5.仕事以外のこともスケジュールに書き込む

    無駄な時間を減らすための具体的な方法
    1.全てやる必要はないと自分に断言する
    2.まずやめる
    3.最後まで頑張る場所は厳選する
    ある程伸びないとわかれば切りをつける
    4.時間の家計簿をつける
    ①時間毎の詳細な行動の記録



    フィンテック

  • ちきりんさんがどんなことを書かれているのか興味あり、読んでみました。

    …結果、書かれていたことは普段私も考えていることばかりで、正直に言えば特に目から鱗の内容はありませんでした。

    ただ、日本全体がこういった考えで動いているか、動き始めているか?というと、残念ながら「まだまだ」と言わざるを得ないでしょう。
    ちきりんさんがこの本で書かれていることにはほぼ全面的に賛成です。

    ただ、個人の生産性を上げつつ、組織の競争力を落とさずに上げるためにはまた別のチャレンジも必要で、その点についてはこの本は(おそらく敢えて)触れていません。

    でも、on the other hand, と言っていたらいつまでも変われませんので、まずはこちら(この本に書かれているようなこと)から実践する、ということで良いし、それが必要だろうと思います。

  • 何度も読み返したくなる良書。
    来年のキーワードは「生産性」にしようと決めた。

  • 自分の時間を「取り戻す」(「つくる」ではない)ために「生産性をあげましょう」という本。ちきりんさんの主張にはいつも心から納得する。

    本来人生は自分のやりたい事をやり、時間はそのために使うべきもの。仕事が「やりたい事」である場合は多々あるし、それが生きがいである事もよく分かる。しかしいくらそうだとしても、行き過ぎた仕事偏重の時間の使い方には、いずれ疑問符がつく。

    そうなった時に「生産性をあげる」という考え方とその主張が非常に理にかなったものになる。「投入する時間を減らす」という手法は目から鱗だった。考えてみれば当たり前のことだが、それを意識的に行うことで、様々な小さな改革が自分の中で進み、自分の中での「生産性」を上げられると思った。

    他のものも含め、ちきりんさんの著書からは「自分らしく、やりたい事を手に入れる、自分自身の人生を送ってほしい」というメッセージが伝わってくる。意味のない、形骸化した慣習を一蹴する、一見サッパリとし過ぎているようなその手法の中に、ちきりんさんの真の温かさを感じる。

  • やらないとと思っていたことをやめてみたり、全部頑張らなくていいと考えれると、生きやすくなりそう。
    出来なかったと落ち込むより、最初からしないと決めるのとでは、心持ちが全然違う。
    無駄を見極め、生産性を上げることをいつも念頭に置いておきたい。

  • 後輩から紹介されて読んだけれど、やっぱり、ちきりんさんは読みやすいし、話がズドンと胸にささる。
    いくつかの本を読んで共通しているのが、頑張ればいい時代は終わったと言うこと。いかに効果的に(本書で言うならば生産的に)働くかと言うこと。自分の人生、自分がしたいことに時間とお金を使いたい。

  • 『生産性を高めよう』が本書のキーワードであり、自分の人生の希少資源=『時間』をいかに有効に活用するかについての考え方と方法論。

    はじめの4人のモデルケースは大変分かりやすく、共感できる点が多かった(4人とも)。

    また、『社会の高生産性化は不可避である』というのは事実だろう。本書が出版された3年前と比較しても、UberやAirbnbといったサービスは拡大を続けている。もちろん議論すべき点はあるのだが、流れを戻すことはできないわけで、いかに最大限に有効活用できるものにしていくか、が課題になっていくのだろう。
    血液の癌に関する、医師ではなく人工知能の治療法提案により患者が助かったというニュースは衝撃的であった。もちろん(少なくとも近い未来に)医療がすべて人工知能に置き換わるといったことはないだろうが、莫大な量の論文を読み込み、そこから結論を導く、といった作業は明らかに人間がやるよりも効率が良い。
    自分にはまだ、「自分がすべてをやらないこと」に対する罪悪感が残ってしまうが、自分ができることと、技術あるいはサービスに任せるべきことを割り切って考えることは、これからの社会では必須の考え方なのだと思った。

    お金は有限であることが目に見えるが、時間は見えない。
    時間はお金同等あるいはそれ以上に大切であるにも関わらず、「見えない」ことで意識が向いていかないのである。

    生産性を低くしている要因として、①長い時間働くことで問題を解決しようとする、②すべてを「やるべきこと」と考え全部やろうとする、ことが挙げられる。
    これはいわゆる仕事に限らないが、自分も含めて多くの人が陥りやすい考え方であると思う。

    むしろ逆に考え、①「働く時間を減らす」、②「すべてをやろうとしない」ことが生産性を高め、自分の人生=時間を取り戻すカギになるのだ。

    家計簿をつけることで「先月(or この半年で)もっともお金が活用された支出はなんだったか?」という視点でお金の使い方を振り返る=もっとも生産性が高かったお金の使い途をリストアップする、という話はなるほど、と思った。これは時間にも応用できることであり、「見える化」を意識することは有限の時間を活用する上で必要だと感じた。今後実践したいと思う。

    また、常に「自分の本当に手に入れたいものとは何か」を意識することも重要だと感じた。例に挙げられていた不妊治療を長年続けた人が「自分の血を分けた子供が欲しい」のか、「子供のいる幸せな家庭を築きたい」のか「幸せな人生を送りたい」のか、を振り返ることで、「子供がいない人生は幸せではない」という思い込みに陥ることを避けることができるという。
    本当に手に入れたい、その軸を忘れないことは大切だと思う。


    本書より、主体的に時間を取り戻すための、勇気をもらえる引用。
    『私たちはいつだって自分の手に、時間とお金という人生の希少資源を持っています。それをなにに使うのかは、どの段階であれ、極めて自覚的に決めていくべきことです。貴重な資源をこれまでやってきたことに、これからもつぎ込み続ける必然性はないのです』

  • 再来週の試験に向けて勉強しなきゃなんだけど、ちきりん本新刊となれば読むっきゃないよね。
    ・お金を有効に使えた(生産性の高い)振り返りをする
    ・1日の時間を何に使ったか実績を分析し改善する
    なんてところはすぐにでも始められるしワクワクするね。

  • 生産性を上げるには、投下する資源の量を制限する。これ一番大事。
    自分の職場を振り返ってみても、時間のある限り仕事をし続けて、それでも終わらない場合は諦める、という手段が横行している。結果、毎日ギリギリまで働く、という悪循環。
    最初に帰る時間を決めて、そこから作業を分解していくようにする。

    楽しい予定を先に埋めれば、不毛な作業に人生を奪われなくてすむ。

    仕事内容に興味はないが、早く帰る=生産性を上げることを目標にして、ゲームのように仕事すれば少しは仕事が楽しくなるのかも。
    仕事を生活手段と割り切っているのであれば、それもあり。それによってできた時間で興味のあることに熱中する。

  • 忙しすぎる日々を何とかしたいと思い読み始めた。非常に明快でわかりやすく、1日で読了。
    生産性についての理解がより深まった。
    貴重な資源(時間とお金)をどのように使うのか、改めて自分の生活を見直そうと思った。そのためには、自分が今何をしたいのか、何を成し遂げたいのか、どういう人生を送りたいのかを考えることがまず必要だと認識させられた。
    また読み返したい。

  • NDC 336.2 「残業ばかりで限界の管理職、家庭と仕事の両立に悩む母親、働きづめのフリーランス、会社が伸び悩んできた起業家。正樹、ケイコ、陽子、勇二―多忙で余裕のない4人の物語から浮かび上がる「日本で働く人たちの問題点」とは?そして今、世界中で進みつつある「大きな変化」とは?2つの視点から明らかになる、1つの重要な概念と方法論。超人気“社会派ブロガー”が「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説する、シリーズ第3弾!」

    目次
    「忙しすぎる」人たち
    高生産性シフトの衝撃
    よくある誤解
    どんな仕事がなくなるの!?
    インプットを理解する―希少資源に敏感になろう
    アウトプットを理解する―欲しいものを明確にしよう
    生産性の高め方(まずは働く時間を減らそう;全部やる必要はありません)
    高生産性社会に生きる意味
    それぞれの新しい人生

    著者等紹介
    ちきりん[チキリン]
    関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念

  • 時間を取り戻す、とは「生産性」を上げ作業時間を短縮する事で生まれる余暇。

    時間を制限する
    最も大切なことしかしない
    全てやらない
    時間家計簿、時間の棚卸し

    時間を掛けなければ稼げない仕事は❌
    生産性という観点から物事をみてみる

  • 私はいわゆる「ワーキングマザー」。
    1人目の育休終えて復帰した頃、上司がとても優しく迎えてくれたので緩やかに働けた。が、その上司が3か月後に突然退職。そこから毎日多忙の業務…。その頃から仕事と家事育児の両立、全部を完璧にやるなんてムリ!仕事は生産性を上げないと時間は決まっている(保育園の送り迎えがある)のでその中でやりきらないと他の人に迷惑&自分が納得できない!という意識になり、頭をフル回転……。試行錯誤しながら、時には子のお迎えに遅れることもあり反省しながら1年後ようやく生産性を上げた働くスキルを身につけられたような気がする。(あと仕事に対する気持ちの割り切り方)
    まぁそんなこともあって、今この本を読み終わった今は「うんうんそうだよね」という見方になったが、この先、よりレベルアップするために8章がとても勉強になった。

    これから2人目の産休が控えているので復帰後の転職も視野に入れて、明るい未来を考えていきたいと思う。
    会社や、公共のものは本当に高生産社会になってほしいと思う。特に選挙投票方法や大学4年制。煩わしいものはいっぱいあると思うけど何が一番大事か、を考えてほしい。本当にどこも人が足りてないんだから。

  • 際限なく長く働くことが常態化していたところこの本を知人に勧められて、自分の働き方を見直すために読んでみました。
    自分の働き方を見直すきっかけとして「生産性を上げる大切さとその手法」を学べたのでこれから実践したいです。なお、本書の中でもなるだけ具体的に実践する方法が書かれていたのですが、いざ自分の職場で取り組もうとするとどういうアクションが取れるか、そういった落とし込みにこれから試行錯誤してみなきゃなと感じました。周囲も似た状況の中、できれば身近にいいお手本があればとは思います…

    以下、個人的に印象に残った項目です。
    ・投入時間で解決していくと、職位が上がり業務量が増えると成り立たなくなる
     残業して解決する今のやり方ではダメなんだなと感じました。

    ・5時間の仕事をしたあとに、次はどうすれば3時間で終わらせられるかを考える
     効率化の振り返りよりも次にどんどん新しいことに挑戦しようというスタンスだったので、この心がけは参考になりました。

    ・佐々木常夫さん、部下を定時に帰す仕事術
     同じ職種の方の著書で具体例が書かれているかと思うので、読んでみます。

    ・時間の家計簿を作る
     お金については家計簿を作って収支を修正していく、であれば時間についても同じアプローチを使いたい。

  • DAIGOさんの時間術(厳密に言うと、DAIGOの時間の使い方)とは逆の内容だけど、参考になる部分は多い。

  • 正直なところ、生産性を意識しすぎると、どんな仕事もイベントもこなすだけのタスクワーク化されてしまい、楽しくなくなるので避けてきてた。が、実はそういうことだけではないのだと知った。
    362冊目読了。

  • ●ちきりんさんの本を読むのはこれで2冊目ですが、やはり文の構成が綺麗ですっっごく読みやすいなと感じました。

    ●生産性を高めるための方法
    ①働く時間を減らす
    ②全部はやらない

    ●まさに今、週5で毎日8時間労働は長すぎる!もっと自由時間が欲しい!と思っていたところでした。ベストタイミングで読めて嬉しいです。そのために必要なことが「生産性を高める」だったとは思いもよらず…勉強になりました。

    ●とはいえ、自由時間ができたら何をしたいのか?お金が増えたら何をしたいのか?は、実はあまり深く考えていませんでした。そこはしっかり考えておくべきだなと思いました。

  • 読んで良かった。
    今更ながら「生産性を高める」という言葉の本当に意味するところを認識することができ、豊かな人生を送るのに必要な考え方を持てたように思った。

    お金の管理はやってきたが、同じく希少資源である時間の家計簿はこれまで付けたことがなかった。
    仕事以外で何にどれくらい時間を投入しているのか、
    それが自身の満足感にどれ程つながっているのか、自分自身を知ってみたいと思った。

    管理してきたはずのお金についても無駄を削減するだけだったのを反省した。「自分にとっての価値÷対価=生産性」の高い支出が何なのか、いつでも答えられる自分でありたいと思った。

    そして最後に、本の内容を実践して働く時間を絶対に減らそうと思った。


  • 自分が何を望んでいるかを明確にした上で、やることの総量を少なくし、やるべきことの中でも特に重要なことに優先順位をつけ、今の自分にとって希少な有限資源(自分の時間やお金等)を有効に活用して人生の時間全体の生産性を上げて豊かに生きることを4人の登場人物に教え諭す形で勧める本。『生産性』と著者名を変えて同時発売させて本屋で並べて販売するという戦略も、異なる読者層に最も伝わりやすい手段を選択してより多くの人に重要な価値を浸透させるという目標を効率よく実現する生産性の高い戦略。本書と『生産性』はどちらかを読むだけで十分だが、本書は著者の書籍販売戦略やアプローチをかける対象の違いに応じた説明の仕方・書籍構成の変え方等を知ることができるだけで価値がある。同時期に二冊も本を書くなんて、よほど生産性高く時間を使わなければ困難なプロジェクトだろう。そういうプロジェクトを思いつくところも含めて、本書を含むシリーズ本4冊は限りある人生をより充実させ、毎日楽しく幸せに暮らしたいと願う人にはぜひお勧めしたい。

    重要ではないことは時間をかければできること・終わることが多いが重要なことは時間をかけても達成が難しい課題が多いために、多くの人は限りある時間を重要ではないがすぐに終わることから始める→重要なことをやる時間が少なくなり、重要ではないことをやめる・短い時間で処理することができないか工夫をしなくなる。生産性を高めるなら、重要なことに優先順位をつけ、どれくらいの時間で終わらせるか先に決めてから行動に移し、重要ではないことはやらないという選択もとるべき。嫌なことはダラダラやることはできるが生産性を高めてはできない。

  • ・新しい技術やサービス、目の前の仕事を生産性が高いかどうかという視点で見る。

    ・全ての仕事をやらなくていい。重要で価値の高い仕事から手をつける。→やることのリスト化、翌週AM,PM3時間ごとのスケジュールに落とす。

    ・生産性を上げるにはインプット(時間・お金)を絞ってみる→定時で帰ることをマイルールにする。

    ・自分の行動記録をとって、振り返ってムダだと思った時間はどうしたら短くなるか考えて次やってみる。

    ・成功している人が若いうちに死ぬほど働く経験をしているのは、単に長時間労働に耐性を作るのではなく、そこで膨大な量の仕事を限られた時間の中でいかに早く終わらせるかトライ&エラーするから結果的に生産性が上がり成功する。
     ただ何も考えずに毎日同じように過ごしていては長く働いていても年取ってから何も残らない。

  • 再読。
    改めて自分の時間、お金、その他貴重資源を何に投じるのか、何がしたいのか、整理したい。

  • 面白かった、特に以下を自分の人生に反映させて行きたい。

    P182
    すべての仕事をやる必要なんて全くない。難しくても重要な仕事に最初に手をつける。これさえ終われば他は終わらなくても問題ないと割り切る。

    P185
    りょうかい→了解いたしました、よろしくお願い致します。
    よろしく→よろしくお願い致します。

    P191
    80%の成果は20%の時間で出せる。
    100%になるにはあと80%の時間が必要。
    大切なことは80%になった時点で「これは自分が突き詰めるべき分野か?」と意識的な選択をすること。

    P195
    時間の家計簿をつける。

    P209
    生産性が低い分野は今後劇的に上がるはず。
    ・投薬は体外で細胞テストをして効いたものを
    ・現金はとってかわる
    ・化粧はBBクリーム
    ・選挙プロセス
    ・学費が高すぎる、大学は1年に

    P220
    寄せ集めメンバーPJの難しさ
    →雇用されずにプロジェクトを回すプロフェッショナルの派遣事業

  • 生産性についてのこと。
    読みやすいし、ふむふむそういうことも考えられるなぁ。と思いながら読みました。
    生産性って大事だし、小さなことから始めてゆけば少し生活に豊かさを持てるかな。
    しかし自分はそんなに優秀ではないのでなかなか生産性をあげると言われても難しい。
    こういう本を読むといっときでも賢くなった気になるのは良いかも。すぐに忘れてしまうけど…。忘れた頃に何度も読み返す。

  • 鴨さんがオススメしていたので気になって読んでみた。
    簡単に言うと生産性を上げて自分の時間を有効に使っていこうという事ですが、具体的な例を上げそれに対してのアクションプラン的な事も書かれていて参考になりました!

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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