頭のいい人が話す前に考えていること

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478116692

感想・レビュー・書評

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  • デロイトのコンサルタントであった著者が自身のバックグラウンドをもとに考える力について、優秀だと言われている人たちについて語った一冊。

    就活中である大学生にも読んで欲しい一冊。
    コンサルタントが最もロジカルでかつ心に寄り添う職業であることを知った。企業のお医者さんと言われるとイメージするのは手術をするいわば外科医なのだろうが、実は精神科医なのではないかと感じた。

    考えるだけでなく優秀になるための教科書。

  • シンプルでわかりやすい本、さすが!の一言。
    目次を読むだけで、自分の行動を反省して、猛省できる。。
    頭のいい人は、賢いふりではなく、知らないふりをする!
    考えるとは、整理すること!
    事実と意見を分ける!
    感情的になったら、その時点で負け!

    怒っている時は、頭が悪くなる。怒っている時に下す判断は、まず、間違っていると思え!

    すぐに口を開かずに、自分の発言で相手がどう反応するか、いくつかのシナリオを比較検討せよ!

    頭の良さは、他人が決めるもの!
    コミュニケーションの主体は、自分ではなく、相手にある。どれだけ優れたアイデアを思いついても、他者に伝わらなければ、そのアイデアはなかったのと同じ。

    人は、ちゃんと考えて「くれてる」人を信頼する!
    質問には、すぐに答えず、答えを導くために、逆に質問するくらいの姿勢で!

    賢いふりをすればするほど、残念ながら、バカに見えてしまう←自分。。

    簡単にアドバイスするな!意見を言うな!とにかく相手に話してもらえ!!!

    意味をちゃんと理解せず、横文字ばかり使うのは「賢いふり」の典型←自分。。

    問題は、煩わしい事象のこと
    課題は、解決すべき問題のこと

    質問は5種類のみでオッケー!
    ①導入、過去に行った行動についての質問
    ②導入、仮にこんな状況だったらどうしますか?
    ③深堀、その時、どんな状況でしたか?
    ④深堀、その時、何をしましたか?
    ⑤深堀、行動の結果、どんな変化がありました?

  • この本は7つの黄金法則と5つの思考法で構成されている。

    対人関係において頭のいい人は信頼されやすい。
    よってどんな場面でも、頭がいいというのは有利に働く。

    ・頭のよさを決めるのは他人

    ・コミュニケーションの主導権は常に相手にある。相手が何を求めているのか、話す前に考える。そして、聴いているうちは話したいことを考えるな。

    ・相手のことを知るためには、共通の課題を整理し理解しひたすら話を聞き、適切な質問をすることでより相手がなにを考えているのかを知ることができる。


    著者は読み返さなくていいようにと言っていたが、何度も読み返して、この考え方を整理をし理解していく必要がある。
    大変素晴らしい良書です。

    ありがとうございます。

  • 旦那様が買ってきた本、本人が面白いと言ったので1日で読み終わってしまった。

    わかりやすい例え、問題があって理解は深まる。
    自分でも知っていたこともあるけど、振り返ると実践は出来てなかったと思い知らされる、、、

    日常会話にもこの話し方の技術は使えるから、話すことが苦手な人にはオススメの1冊!
    日常的な場面での例え話を読んで似た会話を夫婦でする時はおっ!ってなった。
    そして解説読んで自分はこういう感情、こういう気持ちでこれを理解してもらいたかったんだなって客観的にも感じられた。

    話すだけではなくて、聞き方も詳しく載ってて今まで相手の話を聞いていたつもりでも多分聞けてなかったんだろうなと反省、、、
    きっと相手にも聞いてるように見えて話の内容全然聞けてなかったこと伝わってるのだろう。

  • ビジネス書で長い間ベストセラーになっているので、とりあえず読んでみる。

    読みやすい。

    「人と戦うな、課題と戦え」

    なるほど、もっとも。肝に銘じます。

  • 学んだ5つのこと
    ①自分の話ばかりせず、相手の立場に立って聞く
    ②言語化は重要。言葉の定義をしっかり理解して、自分で再定義すること
    ③浅く広い質問から深掘りする質問へ。5つの質問。
    ④質問する時は一回につき一つ。質問の内容を細分化し言語化する。
    ⑤考えを話す時は反対意見も考えた上で話す。

    所感
    耳が痛いが納得の話ばかり。人間は承認欲求の塊で、自分も確かにそうだなと。ただ、それが会話に役立ったことはなく、賢く話すためにはむしろ承認欲求を抑えて相手から話を聞き出すことが大事。
    言語化の重要さにも気付いた一冊。お互いの認識の齟齬は確かに仕事上よくある。言語の定義、再定義も意識したい。

  • 言いたいことが7つの黄金法則と5つの思考法として巻頭のシートでキレイにまとめられており、本文322ページはそれらの根拠や具体例による肉付けとなっている。
    ものすごくざっくりだが、きちんと考えて、ちゃんと調べて、相手のことを大事にして話しなさいと書かれていると理解した。
    構成上書き方が若干くどく感じる部分もあるが、内容には納得感があり、特に5つの思考法は実践する価値があると思った。

  • 考え方、傾聴の仕方、質問の仕方等、信用されるようになるコミュニケーションの方法が書かれた内容。
    内容自体は新しさがある内容ではないが、改めて言語化できて良い。出来ていない人も多いので社会人なら一度読むといいと思う。

    ・感情的に話さない
    ・論破しない
    ・この言葉を使ったら相手がどのような意味にとらえるかを考える。定義する。
    例) コミュニケーションという言葉もチャットでのやり取りを多くしようと考える人もいれば、対面でのやり取りのことと捉える人もいる
    ・言葉の定義の認識のズレをなくす
    ・事実と意見を混同するな
    ・アドバイスするな、整理しろ   など

  • 期間を空けて少しずつ読み進めたから、最初の方の内容が抜けてしまっている。。

    最終章の「言語化の思考法」については、自分にとって大きな課題だなと感じていた部分でもあったので勉強になった。

    アウトプットの大切さ。読書記録はこのアプリでつけているが、もう少し具体的にアウトプットしていきたいと思った。

  • 1.とにかく反応するな
    2.頭のよさは他人が決める
    3.人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
    4.人と戦うな、課題と戦え
    5.伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
    6.知識はだれかのために使って初めて知性となる
    7.承認欲求を満たす側に回れ

    ・「客観視」「整理」「傾聴」「質問」「言語化」の思考法
    ・結論から話す
    ・事実と意見を分ける

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著者プロフィール

1975年東京都生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。世界4大会計事務所の1つである、Deloitteに入社し、12年間コンサルティングに従事。
在職中、社内ベンチャーであるトーマツイノベーション株式会社の立ち上げに参画し、東京支社長、大阪支社長を歴任。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、10000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。
その後、起業して、仕事、マネジメントに関するメディア「Books&Apps」(累計1億2000万PV、月間PV数200万にのぼる)を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う。

「2023年 『頭のいい人が話す前に考えていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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