夢のような幸福

著者 :
  • 大和書房
3.55
  • (47)
  • (64)
  • (157)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 461
感想 : 92
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479681526

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2003年に出た本なのでちょうど20年前くらいなんだけど、この20年で時代ってすごく変わったんだなあとしみじみ。
    看護師さんは看護婦さんだし、客室乗務員はキャビンアテンダントじゃなくてスチュワーデスだし、映画館はちょうど入れ替え制になったばかりでまだ予約システムがないから満席のせいで門前払いを食らったりする。20年ってすごい。

    ところでさすが三浦しをんなので、言ってることは本当にしょうもないんだけどやたらと美しい文章が唐突に飛び出たりする。
    私のお気に入りはウグイスとホトトギスの区別がつかないという話の、「氷砂糖から桜の花びらを透かし見るようにして語られていた愛がいつのまにか、泥水に張った氷を冬の朝に素手ですくうようなものに変わってしまったみたいな気がして、愕然としてしまうのだ。」というやつ。

  • 滅法弱い
    鹿鳴館口調
    侃々諤々
    つっくいん
    著者検閲 校閲
    そうしたらばがに
    なごり惜しいがこれにてごめん。

  • 三浦しをん先生の爆笑エッセイ。
    本作は旅行成分多めとなっている。
    もう一回り昔の作品なんだけどそんなに古さを感じないのは自分が年取ったせいか?

  • 会話とか出てくる本とかいちいち納得。
    うんうんわかるわかる。
    三浦先生も楽しいけど回りも楽しい人々に囲まれている模様。ネタに事欠かないだろうなあ・・

  • 読んでいて、何でもありだなって心が軽くなる本。
    それにしても、表紙と題名と内容のギャップがすごい。
    でも、それもありなのがしをんさんなのだ。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    人気作家の愛と情熱と勘違いに満ちた日常を見よ!ノンストップな爆裂エッセイ。

    元ねたがわかると数倍面白くなるのね、彼女のエッセイ。
    ナッキーパパに喝采を!

  • 三浦しをんさんのエッセイは、とにかく肩の力を抜いてリラックスしたいときに読みたくなる。日常の瑣末なストレスを軽く吹き飛ばす、ぶっ飛んだ話ばかりで、休日のティータイムに最適です。今回も楽しかったぜ。しかしこの人多筆だなあ。エッセイではやいのやいの仕事から逃げ惑っているような描写が多いですが、実際ばりばり働かれているんだから、恐ろしい方です。

  • しをんさんの原液みたいな日記。
    我が道を行ってます笑

  • 電車の中でニヤニヤして読めなくなってしまった。もう十年前なのに古さを感じない。のだめの先輩は稲垣吾郎じゃなかったけど、願いがつうじたのか?セバスチャンはベッテルだったのか?

  • 面白かったー

    いろんなことしてて楽しそう!

    面白いこと書ける人ってすごいなー

    書いたときのしをんさんの年が今のうちとそんな変わらないのですて!びっくりー

全92件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

三浦しをんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×