雨はコーラがのめない

著者 :
  • 大和書房
3.38
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本棚登録 : 818
感想 : 132
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479681564

感想・レビュー・書評

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  • 雨というのは、飼い犬の名前。音楽を中心とした、雨とのペットライフを描いたエッセイ。
    音楽にも、ペットにも関心がなく、江国香織さんのファンでもないとなると、ちょっとつまらないかも。音楽は洋楽が多い。
    雨の行動と自分を比較して、素直じゃない人間の行動や考えを皮肉っているのが面白い。
    個人的には「まったり」する編とか、脱いである夫のパジャマなどに「不存在の存在」を意識するのが好き。

  • 小説かと思って手にとってみたら、江国さんのエッセイ?的な本だった。
    雨がかわいい。江国さんの表現も、ひとつひとつが独特でかわいらしい。
    ほんわかする一冊だった。でも、思いのほか読むのに時間がかかった。(2007/9/5・読)

  • タイトルに惹かれて買いました。読んだら、小説のようなエッセイでした。江國さんの書く主人公の持つ雰囲気を感じ、はっとするような表現をいくつも見つけましたが、全体としては★3つ。紹介している曲を全部網羅できた暁には、★が増えるの間違いない感じ。好き。

  • 江國香織と犬の雨と音楽のエッセイ。

  • 江國強化月間の初めに読んだ本だったので
    「犬飼ってたんだ」とそっちに気がそぞろで内容をさっぱり思い出せない…。コッカーは手入れ大変そうだ。

  • 07/06/03

  • 江國さんの文章から匂い立つ雰囲気は<BR>
    空から落ちる雨のにおいに似ている<BR>
    <BR>



    少し物足りない。
    しかし、この物足りなさは想像力を欲するような繊細なたよりなさ。
    だから、好ましい足りなさだ。

  • 言葉が花びらみたいです。

  • 雨とコーラ液体同士??
    と思って手に取ったのを思い出す

    雨は犬で名前なんだと思ってレジに持っていった
    犬と音楽との日常を綴ったエッセイ

  • 雨って犬の名前か!と思いながら読みました。わたしも犬を飼っているので、ついつい笑ってしまうところとか、雨がそうしているだろうところが目に浮かんでとても楽しかったです

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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