- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479793489
感想・レビュー・書評
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●フランス料理と中華料理という、世界に名だたる料理の影響を受けたベトナム料理が不味いはずがありません!
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素晴らしい洞察力!旅行してる気分になれた。
豊かさについての考え方に、激しく共感。
物や家やお金を持つことが豊かさではない!
自由な選択肢を持つこと! -
ちきりんさんが海外を旅して考えた記録。
新しいまたは違った「ものの見方、考え方」って他者との違いを実際に体験しないと身につかないことなんだなって思った。ちきりんさんは海外の旅の中で、訪れた国でみた常識・慣行を通してその国/場所の背景を探ってみる。すると世界の中の日本の姿もよくわかってくるのかもしれない。社会が多様化する速度が急速の進むなかで、これから必要な視点がたくさん発見できたと思う。 -
海外旅行をして考えたことを書いてある。
けっこう新鮮。 -
旅行記。
考える部分は、始めとラストの数ページ。 -
世界の国々を見ることで、今自分の住む国、日本を再認識できる本。
学生時代に、海外を旅行して、日本の豊かさ、素晴らしさを感じたのと同じような感覚がもっと大きな規模で味わえた。
こんな風に、色んな国を実際に見て、物事を考えられるちきりんはすごい! -
海外旅行を通じて、世界の価値観は様々であるということ、日本は豊かな国ということ、そして著者の思考方法がよく解ります。
あとがきで、
旅行は「海外旅行が大好き」な人がすればいいのです。「何かを学ぶ為、視野を広げる為、成長する為、強くなる為」に旅行するなんて邪道です。「楽しい、わくわくする、おもしろい、また行きたい!」、そう思える人だけで海外旅行を楽しみましょう。
と書いてますが、著者は海外旅行で多くを学び、視野を広げ、成長し、強くなってるのがよくわかりました。
・本当に貧しくて困った状態というのは、「それがお金の問題ではなくなった時」
・「自国の通貨に価値がないと感じる人達」それは傍から見ても悲しい光景です。
・メディアの報道だけを見て「あの国は○○な状態だ」などと言うことは、決してできない
・豊な人生というのは、希望や自由や選択肢のある人生なんだ
全体として言えるのは、日本って恵まれた国だということ、それに気づいてない人も多いよね、ということです。 -
★4.0(3.77) 2012年5月発行。1980年代以降世界50か国以上を回った社会派ちきりんによる旅をして考えたことをまとめたもの。著者はなかなか鋭い観察眼をもっていますね。僕も同じころに東南アジア、中国、インド、中南米、北欧、東欧、中近東を旅していたので書かれていることはよくわかる。が、ここまで書き上げるとはさすがちきりんですね。最後の渡航者比率、延べベースではあるが、ドイツ、イギリスは年間9割前後の人が海外に出国するのに、米国は2割、イタリアは3割台というのもなるほどと首肯できますね。
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ちきりん本。
タイトル通り、世界を歩く中で考えたあれこれをまとめた本。
海外旅行とか、何が楽しいんだろうと思っていた私でも、海外旅行に行ってみたい気持ちになった。
特に、旧共産主義国の末期の様子と現在の様子の対比が面白かった。 -
お金、紙幣に描かれている肖像画などにも意味があることが海外へ出るとよく分かる。
美術館の展示物はその土地にもともと無かったものも展示されている。
経緯やどう展示すべきかを考えると大変奥行きのある話だと思う。
豊かであること。を考えさせられる。
同世代で教育を受けている子と働いている子。その現実を目の当たりにすると複雑な気持ちになり、私も経験した。
富の再分配を税金で行う日本のような国と、寄付などで行う諸外国とに差があることが分かる。
旅のトラブルの対処法。
お金で済むことは諦める。
時間を優先する。
トラブルがあった場合は笑顔でリクエストする。
相手任せにせず、自分でした方が早いことが多い。
選択肢を考え、相手と交渉する。もちろんこれは日本以外の対処法。
人に騙されないために、自分から話しかけた人しか信じない。偶然再会するはあり得ない。待ち伏せの可能性がある。
異国に身を置くと分かること、考えるとことが書かれており、共感できる。
また海外旅行に、行きたくなる。