脳の風景: 「かたち」を読む脳科学 (筑摩選書 24)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480015266

作品紹介・あらすじ

脳は宇宙でもっとも複雑な構造物だ。その内部には様々な形があり、模様があり、色がある。顕微鏡を通して脳の組織を覗いてみると、そこには驚くべき風景が広がっている。形態は機能をほのめかし、脳進化を解明する手掛かりが潜む一方で、最新脳科学においても意味不明なものもある。本書では、機能中心に語られることの多い脳の「実体」をビジュアルとともに紹介、「かたち」から脳の不思議に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の除籍本

  • k

  • 日経サイエンスの書評で知り,図書館から借用
    2013/12/19から読み始め

  • 猫のひげは脳。盲目の猫はひげが立派。

    同性愛者のINAH-3の体積は異性愛男性の半分以下しかなく、異性愛女性と同程度あることを見出した。平均値として核の体積が異なる。
    人の性的嗜好の生物学的原因を探求する道を開いたが、それ以上の解釈は現段階では想像にとどまると用心深く述べている。

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著者プロフィール

大阪大学大学院基礎工学研究科教授

「2001年 『脳の神秘を探る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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