- Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480021625
感想・レビュー・書評
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いくつかの短編と「坊っちゃん」が収録されています。短編は文体をこねくり回しているようで、読みにくいです。
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「倫敦塔」「カーライル博物館」 ランドン紀行。ふーんって感じ。(2008)「幻影の盾」 夏目先生的ファンタジー。つまんね。(2009)「琴のそら音」 ふとしたきっかけで急に不安になるけど,杞憂でした.まあよくあることですね.(2010.5.30)「一夜」 全体が詩みたいな感じ。全然意味分からなかったけど、リズムが大事な気がして取りあえず一気に読んだ。(2011.01.14)「薤露行」 【かいろこう】と読むらしい。まえがきみたいなのを読むと,マロリーって人の書いたアーサー王の話を,もっと面白く書き直してやったぜ,ということらしい。しかしながらアーサー王物語には僕は興味を持たないので,飛ばしちゃえということになった。冒頭の脚注に今流行りのEnochが出てきました(笑) マロリーというと,普通は登山家の方ですなあ。(2011.01.16)「趣味の遺伝」 最初から最後まで妄想だらけ。夏目漱石もこんな阿呆なことを書くのか。ところどころ、面白い言い回しがあって、この話は割と気に入った。仏教用語っぽいのが多くて、その辺は脚注がないと分からないな。脚注といえば、ハミルトンが哲学者となっていた。うーん、数学者、物理学者の中にはそう呼んでもおかしくない人はたくさんいるけど、ハミルトンは違うでしょ。(2011.01.20)「坊っちゃん」 通読するのは高校生の時以来。第1章は中学の教科書に載っていて何度も読んだけど。リズムがとてもいい。どんどん読める。『鹿男あをによし』を思い出しながら読んでた。僕の中で坊っちゃん好感度が上がった。(2011.01.25)解説を読むと、「趣味の遺伝」は駄作で、「薤露行」は良作らしい。「薤露行」読むべきかな。この全集は、大学に入るときに買った。第1巻は4月中くらいに読み終わり、このペイスなら余裕で10巻を1年で読みきることが出来ると考えたが、この巻は全然進まない。気づいたら3年が経とうとしている。ああ、大学生活はあっという間だ。第3巻も、最初の「草枕」でいきなりつまづいています。
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08/01/10読了
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「坊っちゃん」収録。勝ち負けでいったら結局負けなんだけど、負けるならこれくらいやってこうよ、ああすっきり。て気になるのがいい。
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「倫敦塔」「カーライル博物館」「坊っちゃん」ほか収録。初期の浪漫的短編作品が多いです。これだけなら星四つですが、「坊っちゃん」は是非読んでもらいたいので星五つで!