河童の三平 (ちくま文庫 み 4-9)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (720ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480022387

感想・レビュー・書評

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  • 摩訶不思議な世界観にどっぷり。

    ほぼ河童な三平、取られちゃうヘソ、ヘリンピック、いい奴じゃん?な狸。

    見所は多々あるがひとつひとつのコマが面白い。
    絶対入っちゃだめでしょ的な闇深い森の描写も、すばらしんだな〜

  • 河童の血筋?の少年が、そっくりな河童の三平、死神、タヌキ、小人の一家とともに展開する冒険?物語。常識や科学を吹き飛ばすナンセンスなストーリーであり、水木しげる先生の最高傑作だと思う。

  • その外見ゆえに河童に間違えられた少年・三平が、河童のかん平や死に神、狸や小人たちと繰り広げる奇妙な日々。河童と入れ替わって代わりに学校へ行ってもらったり、水泳大会があったり、かと思えば地下世界で奇想天外な冒険を繰り広げたり。そんなハチャメチャでおおらかな世界なのに、死後の世界とだけは明確な断絶があるらしいところに動かしがたいものを感じる。三平のポケットに入っている三人の小人たちが勇敢で賢くてかわいい。

  • 佐野史郎さんのおすすめとテレビで見て購入。
    水木しげる作品初見です。

    小学生男子が喜びそうなワードが目白押しですが、話としては、日常からアドベンチャーまでと多岐に渡っていて面白く、また画家を目指していたというだけあって画力もあり、一気に読んでしまいました。
    キャラクターとしては、やはりたぬきが良いです。

    ゲゲゲの鬼太郎が有名ですが、こちらも名作です。

  • 屁へぇ

  • 良い

  • 世界観が奇抜過ぎた気がする(笑)

  • 生まれつき容姿が河童に似ているために、河童の国へと引きずり込まれるところからもう理不尽。たった1人の家族であるおじいさんを死神に連れていかれたり、水泳大会へ強制的に出場させられたり、やっと会えたお父さんをも死神に連れて行かれてしまったり。それでも、河童や小人たちやたぬきたちと一緒に前向きに暮らしていく三平のけなげさといったら。

  • ラストのタヌキがせつなすぎ。

  • まじでパナイくらいゴッド

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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