- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480034991
作品紹介・あらすじ
陽気な落第生だった少年時代、ラバウルで死の淵をさまよい片腕を失った戦争の時代、赤貧のなかで紙芝居や貸本マンガを描き続けた戦後、そして突然訪れた「鬼太郎」と妖怪ブームの中で締め切りに終われる日々。波爛万丈の人生を、楽天的に生きぬいてきた、したたかな日本土人・水木しげるの面白く、ちょっぴり哀しい半生の記録。
感想・レビュー・書評
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朗らかなニヒルという表現が素敵過ぎる
荒俣宏氏と水木しげるの旅行誌から水木しげるさんに興味湧いて読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事に疲れた時に読むと元気がもらえる。
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少年時代、戦場での日々、復員後の貧困生活、売れてからの多忙な暮しを振り返る自伝。救いのない悲惨な戦場でのできごとや、先の見えない辛い貧困の様子などが細かく描写されるが、ユーモア満載、馬鹿馬鹿しく笑える文章の技で楽しく読ませる一冊。死と向き合って暮らした南方の島の民との生活に、戦後、再び戻ることを願ったものの果たせなかったくだりは切なく、幸せのあり方について考えさせられた。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764697 -
水木しげるの幼少期から漫画家として大成するまでの自伝。
戦争体験もさることながら、戦後の貧乏暮らしが凄まじかった。 -
水木しげるさんの半生。水木さん最高です。
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すさまじい体験の数々を淡々と、すこし褪せた笑いも込めて綴られた本。
ラバウルから引き上げあたりのくだりを読むと、今の自分が弱っちくてたまらなくなりました。 -
水木しげるの半生記。
ゲゲゲの鬼太郎誕生秘話や、つげ義春や白土三平との交遊録、アシスタントだったという、釣りキチ三平の矢口高雄のことなど興味深い逸話が収められている。
貧乏をものともせず 、むしろそれを楽しんで力強く前向きに生きていこうとする姿勢が爽やかに描かれている。 -
水木しげるの半生が書かれている。
実話がリアルに書かれていて面白い。
戦争の頃の話、幼少期の思い出など。
彼の独特の世界観にいつのまにかはまってしまう。
たくさんの魅力がある本だ。
by 水木