「聴能力!」: 場を読む力を、身につける。 (ちくま新書 1154)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480068538

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  • 音の重要性を再認識することが出来ました

  • 60代以上の電話の受話器は左耳で聴いて通話している。これは簡単な理由があり、現在では電話が携帯だけど、コードが付いていた時はコードは左側についていいた。受話器は左手で持ち、左耳で声を聴くのが自然dあった。実は左手で受話器を持ちながら、右手でメモが取れるように、当時の電話は設計sあれていた。当時の電話は卓上も公衆電話もあらゆる電話は左耳で聴くように作られていた。

  • 超能力をもじったタイトルではあるが、オカルトはむしろ否定しつつ、それでも不思議なところも含めて聴覚の能力を分かりやすく語ってくれる。
    直達/透過、反射、吸収される音を聞くことによる空間認識、大きさから危険性や保護の察知、心地よさや耳障り。
    実際の場での音とモノラルのマイクとスピーカーによる音での芸の違いなども興味深かった。
    原初の心地よさのための思いやり、やさしさを大切にしたい。
    15-256

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著者プロフィール

1965年生まれ。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。
東京大学大学院物理学専攻修士課程、同総合文化研究科博士課程修了。第一回出光音楽賞ほか受賞。東京大学大学院情報学環・作曲=指揮・情報詩学研究室准教授。『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)で第4回開高健ノンフィクション賞受賞。

「2009年 『ルワンダ・ワンダフル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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