ダダ・シュルレアリスムの時代 (ちくま学芸文庫 ツ 6-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087850

感想・レビュー・書評

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  • 2023.04.11 なかなか難解で、やはり背景情報がないと理解できない。雰囲気だけ掴んだ感じだが、それも意味深い。

  • 20世紀に起こった芸術運動、ダダとシュルレアリスムについての論考。ダダが起こった時代背景やダダがどんな意味を持つ思想運動だったのかをダダの創始者トリスタン・ツァラを中心に分かりやすく解説しています。またシュルレアリスムの事の起こりについてもアンドレ・ブルトンを中心に触れてます。ダダとシュルレアリスムは確かに芸術運動でしたが、思っていたよりもずっと政治色が強い思想運動だったこと知りました。芸術と政治は決して切り離せないのだと思いました。レーモン・ルーセルを本書で初めて知ったのですが、とても興味を惹いたので作品を読んでみたいです。

  • ツァラについて、もう少し。

著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院文学研究科修士課程(フランス文学専攻)修了、パリ第三大学博士課程中退。専攻はフランス文学・思想、表象文化論。訳書に、ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(共訳、紀伊國屋書店)、『芸術の陰謀』(NTT出版)、『ダダ・シュルレアリスム新訳詩集』(共訳、思潮社)、ヴュイヤール『その日の予定』(岩波書店)、エリボン『ランスへの帰郷』(みすず書房)、ソヴァージョ『ボードリヤールとモノへの情熱』(人文書院)など。早稲田大学名誉教授。

「2023年 『サインはヒバリ パリの少年探偵団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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