混沌からの表現 (ちくま学芸文庫 ヤ 17-1)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480090836
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  • 第1章 日本の自己表現
    第2章 手とイメージ
    第3章 都市の復活のために
    第4章 日本人の心とかたち
    第5章 曲り角で考える

  • 14/6/2

  • 展示期間終了後の配架場所は、1階 学士力支援図書コーナー 請求記号:304//Y48

  • 「水の東西」所収。

    花火にまつわる序破急の話、補助線として活用できそう。

  • 本というものはたくさんの情報をもたらしながら、その情報にきちんとした構造を与えている。
    本を読むことはいいことで、文字を知ることは人倫の道にかなっているということを幕府はよく理解していたし、明治時代以降はそれがさらに書くアイされて、政府の予算ならびに民間の投資は文化の領域において集中した。
    文化の維持のためには大都市の図書館にあるような10年に一遍くらいしか借りられないような本も重要である。

  • 1977年に出版された文化論・文明論に関する中短編を集めた本の文庫版。人間が長い時間をかけて創り上げてきた文化・文明というものの奥深さ・崇高さを落ち着いた筆致で伝えてくれる。30年経っても古びない著者の普遍的な洞察力は見事。似たような短絡的な主張ばかりがはびこる世の中にあって、こういう豊かな“ものの見方”に触れて豊かな人生を送りたいもの。

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著者プロフィール

1934年生。京都大学大学院博士課程修了。中央教育審議会前会長。大阪大学名誉教授。『世阿弥』河出書房新社 1964年、『鴎外 闘う家長』河出書房新社 1972年、『文明としての教育』新潮新書 2007年など

「2010年 『「教養」のリメーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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