ガルガンチュアとパンタグリュエル 3 (ちくま文庫 ら 5-3)

  • 筑摩書房
3.94
  • (9)
  • (0)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 82
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480420572

作品紹介・あらすじ

フランス・ルネサンス文学を代表する作家ラブレーの記念碑的大作、待望の新訳第3弾。平和な時代を迎え、領主となったパニュルジュは、またたく間に財産を蕩尽、借財を抱えながら「借金礼賛」論議を展開。さらに、結婚を決意するもふんぎりがつかず、物語空間は、夢や占いをめぐっての、めくるめく言葉のアリーナと化してゆく。有名な"たまきんブラゾン"も登場、浄められたワイズフールの世界の豊饒な魅力。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは凄いとしか言いようのない,荒唐無稽かつ超博識な文章である。カタログが延々と続くところなど,テキストの驚異の入り乱れがまたとれる。

    また,ルネサンス文学の研究において,だいぶ前の翻訳者の渡辺一夫から,現代の宮下志朗へと継がれていったことも良いことだと思う。

  • 白鯨と似ていて、白鯨にたぶんオマージュ的な箇所がある。
    次々と列挙されるたまきんの章は圧巻。

  • パルジュニュは将来コキュになるやならぬやら、問答が続きます。パルジュニュは頑なにコキュにはならぬと信じるが……

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)83
    世界文学
    まあ、最低こんなところを。

  • 新宿紀伊国屋で購入。

全7件中 1 - 7件を表示

フランソワ・ラブレーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×