我が名はエリザベス (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.27
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本棚登録 : 41
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480421524

感想・レビュー・書評

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  • 婉容を主人公にした小説を始めて読みました。
    とても読みやすく、面白かった。

    阿片中毒になって廃人になってしまったというイメージがかなり強かった。

    天津時代の彼女の様子は始めて知りました。
    あの時に、彼女が夢見ていたヨーロッパへ留学できていたら、数奇な運命から逃れられたのではないかと思うと…悲しくなります。

    また皇帝の妻になったが故に
    側室との生活、
    女性としての幸せを掴むことができずに
    人生の半分を軟禁されたような生活でしか生きれなかった…歴史に翻弄された女性なんだと思う。

  • すごくよかった。

  • 溥儀側の著作が多い中、婉容から見た視点の本は珍しい。あまり知られていなかった彼女の苦悩がよくわかる。

  • 「紫禁城」の入江さん。

  • 父と読む

  • ラストエンペラー、満州国皇帝溥儀の妻の凄絶な生涯を描くノンフィクションノベル。やはり日本とゆかりのある歴史、人々には目を配っておきたいと思います。ノベル形式なら人名、年表なども自然に頭に入るのでは。

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