ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 124
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426284

感想・レビュー・書評

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  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • ちょっと古め(最新機種が PS2 ぐらい)のゲームエッセイをまとめた本。
    最新ゲームの紹介ではなく、ゲームを遊んで感じたこととか、ちょっと違った方向から書かれているのが珍しいですね。
    さすが、ちくまから出版されるわけだ。(^^;
    初代ファミコンの世代が読んで面白いゲームエッセイでした。
    逆に、若い人とか読んでいて何を書いているのかわからないかもしれないけどさ。(^^;

  • 観点の面白さ。

  • 聞いたことはあるけど、実際プレイしたことがないゲームのことがたくさん書いてあっておもしろかった。

    "シューティングゲームはセックス"!?(うろ覚え)なる説に吹いたw

  • げらげら笑いながら読んだ。
    ゲームほとんどしらないけどこれ読んだらやりたくなる。
    あとなんと言ってもこのバカな表紙がいい。

  • 実に楽しく読むことができた。やったことなかったり、知らないタイトルも多かったけど、それでもその語り口に魅了された。クリアすることやいわゆる裏面までの攻略だけがゲームの目的でないことを今更思い知らされた感じだ。今までそう思っていたということは、それだけファミマガやファミ通に影響されて育ってきたが所以だろう。久しぶりに熱くゲームにハマりたくなった。まったく遠ざかっていたわけではないが。とりあえず、触発されて買ったときに小1時間ほどやっただけで放っておいたGBAのタワーを発掘しプレイしてみた。小刻みに継続してやっていきたい。新旧に左右されないスタイルこそ真のゲーム好きに違いないから。

  • 再読。テレビゲームについて書かれたもので、折に触れてくり返し読みたくなるような本は少ない。

    ゲームで遊んでいて面白いのは、そのシステムどうこうというのは当然あるとして、そこでしか醸成されない気持ちや意識を発見するからであり、思考実験にも似ている。

    この本はエッセイの体をとりながらも、そこに特化して書かれた立派な文学作品である。

    遊んだことのある作品も、そうでない作品も、関係なく読めて面白い。それはゲームをやらない人にでも伝わる感情がたくさん入っているからだろう。

    蛇足だが、ブルボン小林は、大江健三郎賞を受賞した長嶋有と同一人物。

  • ゲームをあまりやらない人間でも楽しく読めた。
    ちなみに本名・長嶋有。
    芥川賞と大江健三郎賞受賞者はこんな顔も持っていた。
    以下、面白かったエピソード羅列・・・

    ・『太鼓の達人』をやっている人を見るのが好き

    ・ドラクエの主人公を好きなキャラクターに代えられる裏技(初期のドラクエは常に主人公が画面の中心にいるため、顔部分に切抜きなどを貼る)

    ・4人打ち麻雀の『人』の字が完全にアレ

    などなど、心に残った記事はまだまだ一杯あるんだけど
    とりあえずゲームをあんまり知らなくても、下のほうに写真が載ってたり
    わかりやすく、時に熱いテンションでダダーッと書かれてあるので
    さっさと読んじゃいます◎

    ファミコンやりたくなります。

  • 2/8

  • ゲームはそれが得意な人々だけのものではない。

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著者プロフィール

ブルボン小林(ぶるぼん・こばやし)
1972年生まれ。「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト。2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。現在は「朝日新聞」夕刊(関東、九州、北海道)、「週刊文春」、「女性自身」などで連載。小学館漫画賞選考委員。著書に『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(ちくま文庫)、『増補版ぐっとくる題名』(中公文庫)、『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)、『マンガホニャララ』(文春文庫)、『マンガホニャララ ロワイヤル』(文藝春秋)など。

「2018年 『ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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