- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480426734
感想・レビュー・書評
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人生の中で、通勤ほど嫌なものは無い。ストレス以外何も与えてくれないこの時間をどうやって克服するか。
片道40分もあるのに、二度乗り換えで電車に乗っている時間は約10分×3。細切れなので長編は読みにくい。単行本はスペース的に読めない。iPhoneをいじるのにも飽きた。音楽を聴くだけなのも能がない。
色々考えた結果、岸本さんのエッセイを読むのが一番だとわかった。岸本さんの作品は、たった3〜4分で、異世界へトリップさせてくれる。通勤ラッシュという忌々しい現実から逃避させてくれるのだ。
そして、読んだ後は、自分も岸本さんの視点を真似してみる。そうすると、イライラの対象でしか無かったラッシュの光景が、静止画のように、穏やかな風景画に見えてくる。日常の光景を観察することは、やがて鑑賞することにつながり、そして心のゆとりが出来るのだなあ、と勝手に解釈して、私の心もすっと晴れるので、岸本さんの作品を読むことは、究極のストレス解消法になっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妄想は生活を豊かにするなぁ
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好:「ゾンビ町の顛末」「日記より」「毎日がエブリデイ」「戦記」
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面白かった!現実が妄想に引き込まれて。これは何度も読み返したくなるエッセイだ。ロープウェイ風呂はいくらなんでも妄想かなと思ったが、過去に実在してるのね。
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妄想と、現実がへんに入り混じったへんな本。「ちょっと読む」のに、ちょっといい。
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小説意外でこんな評価も珍しい。
素晴らしく面白かった。
ゲラゲラ笑える程面白いんだけど、決してそんな下品には笑い方にはならない。あくまでクスっと上品に。しかし、面白さは半端ではない。大爆笑なんて軽く超越している。
人を笑わせるような文章は、どうしても、わざとらしさが鼻につくことが多い。けれど、そんな煩わしさは一切なし!
天才的な文章!!
日記や手紙が、こんな風に書ける才能が欲しい!-
「こんな風に書ける才能が欲しい! 」
卵が先か、それとも鶏か、、、岸本佐知子について頭を悩ましているコトは、このような素晴らしい方だから、...「こんな風に書ける才能が欲しい! 」
卵が先か、それとも鶏か、、、岸本佐知子について頭を悩ましているコトは、このような素晴らしい方だから、あんな変な本達をスパっと翻訳するコトが出来るのか?それとも、妙な本ばかり訳されたから、このような、、、(語弊があると困るので以下略)2014/04/25
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他人に話すと「くだらな~い」と言われてしまいそうなことを筆者もあれこれ思い巡らしているんだなぁと思うと、仲間になったような気分になりました。ぷぷっと笑える話がたくさん。
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こういう頭の中の女の人と結婚して毎日くだらない話をしながら暮らしたら楽しいだろな、と思った。キュートでたのしい本。
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エッセイと妄想の挟間。
ロープウエイ風呂がいつまでもイメージがのこっていて、ふとしたときに思い出してしまう。
以前図書館でハードカバーを借りたのですが、面白かったので文庫で買って再読。