べつに怒ってない (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
3.50
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本棚登録 : 910
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480815668

感想・レビュー・書評

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  • 途中から、なんかとってもつまらなくなってきた。
    立て続けに読むものではないのかもしれない

  •  いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
     著者の武田砂鉄さんの本はちょっと前に「マチズモを削り取れ」を読んでみました。ちょっと面白い感性をお持ちのように感じたので、この本にもトライしてみました。こちらは、かなり“くだけた”エッセイ集です。
     読み終えてですが、この手のテイストのエッセイもオリジナリティのある切り口でなかなか面白いのですが、正直なところ、私には今ひとつ“波長”が合いませんでした。武田さんには、もっと尖った発信を期待したいですね。

  • 一人でいる時間、砂鉄さんのように
    色々と考えたら、寂しくないなと思った。
    一方で、考え過ぎてグルグルしてしまわないだろうか
    と思った。

  • 日常のあれこれがゆるりと書かれていて面白かったです。自分と違う視点で興味津々で読み進めあっという間に読み終えました。

  • 武田さんの著作では相当穏やかな本作。
    新幹線で駅弁いつ食べ始めるか問題、考えたことがあるのでニヨニヨしてしまった。日常には想いを馳せるポイントがある。マットの耳、今も元気にしてるかなと少しセンチメンタルな気持ちに。

  • 武田砂鉄さんのおしゃべりも文章も好き。とりあえず読み始めたのが嬉しくて楽しみで、まずは一言書いておく。よって評価は仮、てか期待値。
     
    とりあえず目次を眺めていて、「恋が生まれない瞬間」という見出しの文が楽しみすぎる。

  • 喫茶店で背中にナポリタンが降ってきたら普通怒りませんか。それで腹を立てないって、どんだけ心の広い人なんだと思ったけれど、一応そこここで不機嫌になったりムッとしたりはしている模様(笑)。

    ドラッグストアでの買い物、ごはん半分の話など、思わず頷いてしまう。

    最後の最後に驚く。だって私は本作を読みはじめた日、ベッドの角で足の小指をぶつけて悶絶したから。幼少の頃からあちこちにヒビを入れた経験があるので、骨に異常を来していればもっと痛いと日にち薬を選択。真紫だった小指がようやくマシになってきたところで読了とは奇遇です。

  • あー、わかるかもーってことを、淡々と書いてある。日を置いて、また読みたい。たまに読みたくなりそう。ドラッグストアの話、共感。お気に入りのものに囲まれて生きようってアドバイス、それって貧相な考え方かもよ?
    ってとこ好き。

  • ピーター・バラカン氏のラジオで紹介されて読んだ。バラカン氏によると、タイトルの「べつに怒ってない」は英訳しにくいとのこと。日常の些細なことをユーモラスな視点で語っている。表紙のウサギは砂鉄さんの絵で、ウサギの部分だけ特殊加工しているというこだわりもいい。

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著者プロフィール

1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりライターに。近年ではラジオパーソナリティーも務める。
『紋切型社会――言葉で固まる現代社会を解きほぐす』(朝日出版社)で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞などを受賞。他の著書に『日本の気配』(晶文社、のちにちくま文庫)、『マチズモを削り取れ』(集英社)などがある。

「2022年 『べつに怒ってない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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