- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480872142
作品紹介・あらすじ
絶筆を含む夫人の最後のエッセイに、あざやかな光に満ちた写真を捧げて。二人三脚の人生の、幸福な終結。新盆までの夫の日記、未発表作品多数を併録。
感想・レビュー・書評
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前に読了はしていたけど
時々思い出して読みたくなる本
荒木 経惟氏は過激なイメージで正直好きになれなかったけど
この東京日和で180度認識が変わりました。亡き妻陽子さんとの共著のエッセイ本。妻への愛と虚無感が伝わってきて泣けます。
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こんなに愛せる女性に出会えた荒木は幸せだ、と立花隆の読書日記で読んで以来、読みたくて読みたくて仕方なかった一冊。
手書きの文章が、字がへたくそで読みにくいのもなんのそので、文章に表せるのはほんのちょっとの感情だけで、そのずっと奥にまだまだ淋しさの深淵があるんだよ、ていうような印象を受けた。うまくいえない。
「東京物語」は、私の、東京での、日常ではなく、無常です。
という言葉が、ずしりとくる。 -
2021/04/24
泣いてまう....
いつのまにか陽子さんのお年に近くなりました。
泣いてまう....
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うららかな日常
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荒木氏と陽子さんの最後の共同本。
中山美穂主演で映画化もされた。
42歳という短い人生の終わりに近づいたころのエッセイで、最後の文章「ヒマワリのぬくもり」は泣かせる。 -
愛しのヨーコ。
これが、愛か。
写真から、殴り書きから、痛いほどに伝わってくる。 -
柳川などを舞台とした作品です。
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いつまで経ってもいいな~と思う、こんな人生。
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アラーキーのヨーコさんへの愛をひしひし感じて切なくなった。
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アラーキーの写真と陽子夫人の文章。天才アラーキーと言われていますが、陽子さんがいなかったらこうはならなかったでしょうね。アラーキー本人も言っていますので、やっぱりそうなんでしょう。陽子さんの聡明さに惹かれます。