ヤバい統計学

  • CCCメディアハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484111025

感想・レビュー・書評

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  • 図書館

  • 統計的思考を持つと世の中のできごとがはっきりと見えてくることがある。10のエピソードでこの統計的思考はどういうものかを見せてくれる。でも、なかなか統計的思考を実践するのは難しいな。

  • それほど面白くないかな

  • タイトルの「ヤバイ」に惹かれて購入。基本的に「ヤバイ」シリーズは面白い本が多い。

    が、期待した感じとはちがったエッセンスだった。おそらく私があまり統計学の本を読まないからそうなのかもしれない。

    一般的な統計学は、「統計学ってこんな感じで事実をゆがめちゃってるんです」的な本が多いらしい(そう書いてある)。が本書は統計学を実地的に応用して、このようなメリットを作ってきましたという実例がたくさん挙げられている、

    個人的には、第一章の「ファストパスと交通渋滞」が面白かった。ディズニーランドで並ぶのと、高速道路の渋滞。これらをいかに「システマティック」に解決するか、あるいは「人間心理」からアプローチするかというのは、ある意味個人が仕事をする上で感じているジレンマへの対応に通じるものがあると思う。

  • ある(2018/09/26)

  • ダマすためのテクニックとしてではなく、社会における難問を解消するための道具として具体的な事例から統計的思考を学べる一冊。ディズニーランドは行列をどう解消しようとしているのか、ドーピング検査の判定基準をどう設定するか、宝くじ店員の不正を見破れるかなどなど。 平均ではなくバラつきに着目するなど、数字に支配されている世界を支配できうる統計学がより面白くなる。

  • 統計学が世の中にどのように使用されているかが具体例を持って説明されている。
    食中毒の感染源調査、ドーピング判定、震災時の保険など、の例が紹介されている。統計というと小難しい数字が出てくるイメージがつきものであるが、本書は数式はほとんど出てこず、統計学の利用を定性的に理解ができる。
    ただし、統計学を理解している人間からすると、数式を出してくれた方が理解が早いな、実際はどのように数字を出したのか、と具体的に気になる点もあるので、スッキリしない点がある。

  • 読みやすいと思う。少し単調。経済学の方が面白いかも。

  • 統計にまつわるエピソード集

    タイトルがやけに煽動的であるが,内容は統計学にまつわるエピソード集となっている。主に戦後のアメリカやヨーロッパで起きた統計学に関するエピソードについて語られている。
    この書籍名は低俗な感じで,出版社が売上をあげようという商魂がみえみえで気分が悪い。
    原著のタイトルは「Numbers Rule Your World」であり,もっと高尚な感じでニュアンスが違う印象を感じた。

    冒頭に置けるディズニーランドの行列や,高速道路の渋滞問題は身近でどういう仕組みなのかがわかって参考になった。
    残りもこんな感じで進んでくれたらよい本だったのだけど,それ以降は経緯に関する説明が多くて,統計学的な解説や本質的な考え方についての記述がなく,ただの読み物にななってしまった。
    統計学について勉強したいとか,知識を得たいと思って読むような本ではない。残念だった。

  • 面白いと言えば面白い。統計学の専門的な用語や内容を少なくして身近な話題を使って説明している所が分かりやすい。

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