厳寒の町

  • 東京創元社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488010911

作品紹介・あらすじ

男の子の年齢は十歳前後。地面にうつ伏せになり、体の下の血だまりは凍りはじめていた。アイスランド人の父とタイ人の母の間に生まれた男の子は、両親の離婚後母親と兄と一緒にレイキャヴィクのこの界隈に越してきた。人種差別からくる殺人が疑われ、エーレンデュルら捜査陣は、男の子が住んでいたアパートや通っていた学校を中心に捜査を始める。世界のミステリ界をリードする著者が現代社会の問題にメスを入れた、シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • うーん、果たしてこれはミステリーなんだろうか

    今回も物語は暗くどんよりとした雰囲気のなか進みます
    なんでしょうかね、なぜこの感じをキープし続けられるんだろう?この文体の謎を解き明かしたいものです

    そしてどうやら今回は移民がテーマのよう
    物語の舞台アイスランドでは当初移民受け入れに積極的だったものの短期間に増加したことなどもあり、色々な問題が起きていることで現在はかなり規制されているようです
    物語に登場する人たちも移民反対やら条件つき賛成、無条件で賛成など様々
    翻ってわが日本の状況はというと移民は未だ認めていません
    あくまで外国人労働者といった種々カテゴリで期限付き滞在と言い張ってます
    日本もそろそろふわっとした状態を脱して、はっきりとした態度を世界から求められているような気がします

    個人的な考えを言わせてもらえば、いやいや世界の人に助けてもらわなかったら日本はこの先立ち行かないでしょ
    つまりは移民おねがーしゃす!の考えの人なんですが、そこに世界的な富の再分配的な考えを持ち込むのは反対なんですね
    なんで日本人がコツコツ積み上げてきたもんを無条件で食い散らかせなならんねん!というね

    そのかわり平等にチャンスをあげられる国、苦しい中でも精一杯前向きに努力を続けている人を助けてあげられる国であって欲しいなぁと思うのです
    なかなか 見極めが難しいし、日本人の意識というか土壌も変えていかないとねとは思うんで簡単な 話ではないんだけどね

    要するに移民を受け入れるのはボランティアではなく、共に進む尊敬しあえる仲間を得ることだと思いたいのよね

    なんか物語の筋と直接関係ないこと語ってますが、物語に 触発されて色んなことを思う
    これが読書だ!

    • みんみんさん
      もう人物名が上手く言えない(*_*)
      もう人物名が上手く言えない(*_*)
      2023/03/18
    • ひまわりめろんさん
      アイスランドの自転車もう辛そう(自分が寒がりなだけ)
      アイスランドの自転車もう辛そう(自分が寒がりなだけ)
      2023/03/18
    • ひまわりめろんさん
      アイスランドってめちゃめちゃ独自文化が発達してそうってのが特徴的な名前の時点でまるわかり
      それがいいのよ
      アイスランドってめちゃめちゃ独自文化が発達してそうってのが特徴的な名前の時点でまるわかり
      それがいいのよ
      2023/03/18
  • 相変わらず目が離せないシリーズだ。

    今回は凍てつく寒さの中、黒髪が半分凍りついた状態で発見された10才の少年の、他殺という衝撃的な事件。

    終始、暗い鈍色の空が目に浮かび、ひたすら冷たい風が吹きつける感覚。
    しかもメンバーそれぞれの心も厳寒の冬状態のようで相変わらず目が離せない。スローペースながらも移民、難民受け入れ問題、人種差別を根底にじっくり少年の死の真相に迫る、読ませる世界だった。

    移民に対するアイスランド人の賛否両論、渦巻く思いも、他国のこととは言え、心に残る。

    彼らの心の雪解けは来るのか…次作が待ち遠しい。

    • kazzu008さん
      くるたんさん。
      そうなんですね。
      明るい場所で!了解しました!

      北欧ミステリーは『ミレニアム』『熊と踊れ』とか気になるシリーズがた...
      くるたんさん。
      そうなんですね。
      明るい場所で!了解しました!

      北欧ミステリーは『ミレニアム』『熊と踊れ』とか気になるシリーズがたくさんあってどれから読もうか迷ってしまっています(笑)。
      そして今回のシリーズが追加されました。
      う~ん。どれから読もうかな(笑)。
      2019/10/03
    • くるたんさん
      「熊と踊れ」は作者さんの実体験なんですよね♪♪
      けっこうワイルドだったけど、面白かった記憶があります(≧∇≦)
      私の頭の中は ひたすら森の中...
      「熊と踊れ」は作者さんの実体験なんですよね♪♪
      けっこうワイルドだったけど、面白かった記憶があります(≧∇≦)
      私の頭の中は ひたすら森の中でダンスする熊、だったんですが(笑)

      ミレニアムは私も未読です♪
      2019/10/03
    • kazzu008さん
      おお、『熊と踊れ』は作者さんの実体験なんですか!
      それは、凄い。
      では『熊と踊れ』『兄弟の血』とこのシリーズから攻めてみます!
      おお、『熊と踊れ』は作者さんの実体験なんですか!
      それは、凄い。
      では『熊と踊れ』『兄弟の血』とこのシリーズから攻めてみます!
      2019/10/03
  • アイスランド・レイキャビク警察の犯罪捜査官・エーレンデュルが事件の真相を解き明かしていくシリーズ第五作。

    これまでは死体が発見されたことによって過去の事件(十数年前~数十年前)を掘り起こすという体裁が多かったが、今回はたった今起きたばかりの事件を扱う。
    しかも被害者はアイスランド人の父とタイ人の母の間に生まれた10歳の少年。いわゆる移民の子だ。
    そのため、最初は移民に抵抗のある人間の仕業なのかとも考えられたが、少年の周囲を調べると様々なことが分かってくる。

    アイスランドのような厳寒の町にも移民の波はやって来ていた。訳者あとがきによると、アイスランドは他のヨーロッパ諸国同様、早い段階で移民を受け入れていたようだ。
    だがスウェーデンを舞台にしたヘニング・マンケルの作品やデンマークを舞台にした特捜部Qでも触れられているように、移民が手放しで迎えられるということはない。
    アイスランドでも激しく抵抗感を持つ人間もいれば友好的な人間もいる。
    どちらが良い悪いではなく、互いに歩み寄る努力を見せない限りこの問題は解決しないだろう。
    ただ新しくやって来て、そこで生きることを決めた人間はやはりその土地に馴染む努力をした方が良いだろうとは思う。その中でその土地の人々も新しい住民を受け入れる気持ちになるのではないだろうか。

    このシリーズは特に派手なアクションシーンがあるわけではなく、エーレンデュルと同僚たちとの軽快な会話があるわけでもない。
    エーレンデュルを始め同僚たちにもそれぞれプライベートに問題を抱えているし、アイスランドの暗く寒い雰囲気と相まってずっと鬱々としている。
    それでもついつい読みふけってしまうのは作家さんと訳者さんの上手さなんだろうなと思う。

    舞台がヨーロッパだけに警察の聴取は実に穏やかだし無理をしない。そこに付け込んで事件関係者たちは皆何かを隠している。子供から大人、老人に至るまで皆が嘘を吐いていたり何かを隠したりしているのだから堪らない。被害者の家族も残らずだ。それでいて警察に事件解決を迫るのだからエーレンデュルら警察官のストレスはどんなものだろうと読者ながら同情するし、こちらもストレスが溜まる。

    移民問題なのか、児童生愛者による犯罪なのか、それとも少年たちの中のトラブルなのか、家族間の問題なのか。次々と要因が浮上しては消えていく。
    更に同時進行で女性の失踪事件も抱えているし、エーレンデュルの過去の傷である弟の行方不明事件も引き摺っているし、子どもたちとの関係もあるし、元上司マリオンがいよいよ最後の時を迎えるというシーンもあるし、盛りだくさんだ。

    ちょっと詰め込み過ぎかなとは思うが、最後はなんとも虚しい。
    大人や親に振り回される子どもたちが可愛そうだし、その逆もあるし、気ままに周囲を振り回したり傷つけたりしておいてなんとも感じない人間も腹立たしいし、何だかなという感じ。
    エーレンデュルが日々鬱屈としているのも分かるし、プライベートくらい仕事のことを忘れたいという気持ちも分かる。
    とにかくストレスに押しつぶされずにいてほしいと願うばかりだ。

    このシリーズは名前だけでは男女が分からない。
    エーレンデュル=女性っぽいと思ったらおじさんだったし、エリンボルク=男性っぽいと思ったらママさん刑事だったし、シグルデュル=オーリという男性刑事がいれば、シグリデュルという老婦人もいる。
    訳者あとがきでびっくり。エーレンデュルの元上司・マリオン・ブリームって一体…。

    • やまさん
      fukuさん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      fukuさん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      2019/12/01
  • 10歳くらいの男の子が学校帰りに自宅そば腹を刺されて死んでいた。エーレンデュルたちは悲惨な状況に心を痛めるが、タイ人の母親とアイスランド人の父親を持つ子シンドリだった。少年の学校では移民の子が1割くらいはいるといい、教師の中にも移民に敵対心を持つ者がいる、などがわかってくる。今から18年前の作品だが、著者がこういう作品を描くということは、現実のアイルランドでも移民とのあつれきがあるということなのか。

    シンドリは移民の子だから殺されたのか? 多文化共生、言うは易し、行いは難し。その中で揉まれる、受け入れ側とやってくる側、それぞれの思惑をインドリダソンは描きだす。だが着地点は「移民だから」というふうにはインドリダソンはしなかった。移民の子シンドリの死、という設定の中で、インドリダソンは移民問題を描いたのだと思う。

    集会でアイスランドの国民的詩人の歌を歌おうとした教師は、民族主義的だと言われ反移民的だとレッテルを張られる。が、聞き込みをすると、彼の意図は、アイスランドに来るのは拒まない。だけど俺たちアイスランド人の文化と言語は大切に育てるのは最低条件だ、というものだった。・・なかなかたいへんだ。



    2005発表
    2019.8.23初版 図書館

  • アイスランドにおける移民問題を扱った1作。
    失礼ながら、アイスランドに東南アジアなどからの多くの移民がいるということを知らなかった。日本でも東北など寒い地域は特に、家にいる時間が長いためによそ者に対して閉鎖的というイメージがあり、アイスランドのような寒くて暗そうであまり豊かそうとも思えない国にも大勢の移民がいるということにまずびっくりしてしまった。
    アイスランドというのは私にとってはとっても遠くて、人々の日常生活や性質など想像もできないような国だけれど、その国を舞台にした、その国の人が書いた本を読むことで、少しでも知ることができるというのが、翻訳小説を読む醍醐味だなと改めて思った。
    訳者さんの後書きも興味深かった。

  • エーレンデュルシリーズ第5作。

    あらすじ
     集合住宅で少年が刺されているのが見つかる。彼の母親はタイ人で、夫とは離婚していた。母親には前夫との間に息子が一人いて、アイこスランド人夫と結婚した後、呼び寄せたが、長男は言葉もあまり話せず、アイスランドに馴染めていない。エーレンデュルらは、人種差別問題や、学校内でのドラッグ問題も含めつつ事件を捜査する。

     このシリーズで現在起きた事件を捜査するのって初めてなのかな?今回はアイスランドの社会問題が結構描かれていた印象。アイスランドでも移民問題があることも知らなかった。作品の雰囲気はやっぱり好きだ。冬は特に寒いんだろう。エーレンデュルの上司、マリオンの死に近づきつつあるところは、悲しかったけど、とても静かでこの作品らしいと思った。

  •  アイスランドを舞台にした小説は少ない。アイスランドは北海道に毛が生えたくらいの国土で、北極に近く、それゆえ人口が30万と旭川市の人口ほどしかない。レイキャビクに多くの人口が集中しているのも北海道と同じ現象か。札幌が200万に手が届くほどの大都市であることを思えば、アイスランドが如何に小さな国かがわかろうかと思う。

     今年はラグナル・ヨナソンのアリ=ソウルのシリーズにも魅力を感じたがそちらは同じアイスランド小説でも北極海に面したシグルフィヨルズルという港町、インドリダソンの本シリーズは、アイスランド一の街レイキャビクが舞台であるから、雰囲気はだいぶ違う。

     タイトルの通り冬は厳寒で、殺人事件の件数もさして多くないのに、二人も警察小説の書き手がいること自体奇跡に近い。インドリダソンという作家は、過去に現在に材を取り、この国の直面する現実を、ミステリーという世界に最も伝わりやすい表現で極東のぼくのもとにまで語り伝えてくれる。ガラスの鍵賞、ゴールド・ダガー賞、マルティン・ベック賞といくつものミステリ賞を獲得してきたことが本シリーズの世界進出の力になっている故だろう。

     今回はアイスランドの採った移民政策とそれに纏わる住民間の軋轢、根強く残る差別といったところに作家の眼は向けられる。雪の上で刺殺された被害者は、タイとの混血少年。教育の場にも強く根を張るヘイト殺人なのか、はたまた移民家族の複雑な家庭環境が呼び起こした悲劇なのか。

     エーレンデュル警部とその有能な配下であるエリンボルク、シグルデュル=オーリという三人の捜査官が、事件を追う。関係者への聴取場面が多く、そこにいくつもの疑念の根が張られてゆく。真相に近づくというよりも、より複雑な迷路へと迷い込んでゆく彼らの心境を通して、複雑な人間模様やそこに巻き起こる悲喜劇が描かれてゆく様相は、このシリーズの特色であり、それらが丁寧に描かれる繊細な筆致ことが作風の魅力だと言える。

     エーレンデュル捜査官の私生活の面も常にどの作品にも付き纏う。別居する娘と息子が作品群の背景で常に成長や遠回りを繰り返し、父との葛藤を繰り返しては、遠からず近からず生活の中に滑り込んでくる。そして決して逃れることのできぬ謎めいた弟の事件、あるいは事故。吹雪の中で手を放したゆえに二度と見つかることのなかった幼き弟への罪悪感は本作でもまたエーレンデュルの心を苦しめる。雪が解けても見つかることのなかった弟の遺体。その謎は永遠に引きずりながらエーレンデュルの人生に影を落とし続ける。

     そして何本かかかってくる謎の女性からの無言の電話が、本作では印象的である。まるで作品の途中途中に刺し込まれる鋭利なナイフの刃先のように。

     アイスランドの直面する問題に敢えて向かい合うような事件を提供する作品シリーズでありながら、一方でエーレンデュルの生活の陰影の部分を事件以上に追跡してゆく点も、本シリーズの読みどころである。彼の心の動き。彼の動揺。そして彼の誤解。等々。

     そして同僚たちとの距離感。共存するには疑わしい影ばかりの目立つ国や社会への不安感。それらを常に見据えながら、物語という主旋律を奏でてゆく作家の腕の冴えこそが、常に確かな読みごたえ、重厚な作品価値を産み出して続ける。地味ながらも信頼に値する良品シリーズと言ってよいだろう。

  • シリーズ5作目は、前作とは異なり過去に遡るのではなく、現代のアイスランド社会に鋭く切り込む作品となっている。

    移民に対するアイスランド人の戸惑いというテーマに真正面から取り組み、手掛かりの少ない事件にじっくり腰を据えて捜査に当たる展開はかなりのスローペース。骨太なストーリーは読み応えがあるが、一向に進まない捜査に比例して深まっていく移民問題の側面が若干ちぐはぐな感じ。ちぐはぐと言えば、娘やエーレンデュル自身の回想で語られる過去パートの絡みがメインストーリーに馴染んでおらずただ邪魔なだけ。​

    事件の着地にも無理があり、五作目にしてちらほら粗が目立つ気がするのが残念でもあり不安でもあり。

  • 相変わらずのアーナルデュルである。

    被害者は1人、それも死後の発見。低所得者層(ちなみに移民)の子供(ちなみに男児)が、寂れた団地で死んでいた。そんな事件を、主人公(中年バツイチ偏屈オヤジ)が捜査していく。
    あえて言うなら、ハデさ皆無の設定である。むしろ辛気くさい。むしろどころか、積極的に辛気くさい。なのに冒頭から引きずり込んで離さない、この筆力はどうだろう。
    思うにこの作者は、ただ「事件」を書いてはいない。ただのセンセーショナルな「殺人事件」や「犯罪捜査」ではなく、キャラクターたちの生きざま、「人生」を描いているのだ。そこに私のような者は、どうしようもなく魅かれる。
    別に何かを教えてくれるわけではない、ありふれた凡人の人生である。それでも、そこには示唆がある。その味わいの深さは、「事実は小説より奇なり」と言う時の「奇」に等しい。本書は「つくりごと」でありながら、現実の私たちがこれから人生を生きていく上でのよすがにさえできそうな、ちょっとないほどの妙味をたたえているのである。

    ミステリ的な意味での「びっくり」も、メインのネタでこそないが仕込まれている。
    日本の読者にとっては、訳者あとがきで明かされるある人物の真実も、それに相当するだろう。ただ、「わよ」「だわ」などと平気で訳してしまう訳者が、せっかくの著者の意識に追いつけていない気がして残念だった。

    2019/8/28〜8/29読了

  •  アイスランド警察シリーズ第5作。北欧の暗い風物のなかを鈍重なほどゆっくりしか進まない捜査。起こる事件は単純でありミステリ的には地味でともすれば平板ですらある。だけどついまた手に取ってしまう。どこにこんなに引き付けられるのだろう。北国の地域性に共感を感じるせいか、はたまたエーレンデュル、シグルデュルーオーリ、エリンボルグの捜査チームの魅力か。はじめはとっつきにくかった捜査官たちも、5作目ともなれば読み手にも馴染んで生き生きと映る。それぞれが抱えている私生活の問題が少しずつ語られて、北欧ミステリにありがちな影を落としている。加えて本作のテーマは移民問題だ。アジア系の少年が刺殺されるという事件が起こり、学校や地域での捜査の過程で浮かび上がる移民への反感。真相は逆に他愛のないものではあるが、閉鎖された小国の抱える問題が浮き彫りにされている。
     それはそうと、巻末の訳者のことばには驚かされた。そんなこと考えてみもしなかったからびっくり。

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