タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
3.75
  • (199)
  • (486)
  • (414)
  • (27)
  • (3)
本棚登録 : 2331
感想 : 483
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488012281

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 湯船に浸かりながら、淡々と。
    読みやすく、本の世界に入りやすい。
    誰かと一緒にヴァンショーが飲みたくなる。

  • ちょっとした不思議と、素朴なフレンチが暖かいミステリ。読んでいてとてもほっこりとしました。最後は少しだけ切なかったけど、幸せな明日を予見させてくれるような締めくくりが良かったです。登場人物たちも魅力的で、そして何より料理がとても美味しそう。小さなビストロを探したくなりました。シリーズ化されているので嬉しい!

  • 商店街にあるフランス料理店パ・マルで料理長が日常の謎を解く
    面白かった
    高級レストランではなくビストロだけあって全く詳しくないフランス料理でも美味しい想像が止まらずお腹が空く
    好きなシリーズになりそう
    次にも期待!

  • ビストロフレンチという小さなお店の設定がとても素敵です。お店の名前もシェフの風貌まで。とても美味しそうなお料理とその料理にまつわる謎がシェフによってするんと解かれていく様は見事です。謎を解いてもらった方たちそれぞれの先がきっと明るいだろうと想像できるところも好みです。北森鴻さんの香菜里屋を思い出しましたがあちらの方が少しビターで大人な味ですね。こちらはとても優しい気持ちで読ませてもらいました。時間の流れを気にせずゆっくりとコースを頂いて、スパイスとフルーツの香りを利かせたヴァン・ショーを飲みたいです。

  • 2019/05/01
    令和はじめの読書。
    長編の方が好みということがわかった

  • 料理は美味しそうだった

  • 図書館で借りたもの。
    下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。風変わりなシェフのつくる料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんなシェフが、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。

    短編集なのでさくっと読めた。
    料理が美味しそ~!(食べたことないものばかりなので味が想像できないが。笑)
    ヴァン・ショー飲みたい。
    フランスの田舎料理のお店で、ゆっくりワインを楽しみながら食事してみたいなぁ。
    子どもが大きくなった時に、近所に出来ないかな(笑)

  • 2018/8/14

  • ビストロ パ・マルでちょっとした謎解きが繰り広げられた。
    1話ずつ短くて、軽くて、でも毎話美味しそうで、読んでいて、楽しかった、食欲が出た。

  • Twitterにてお勧めをされてレンタル。

    日常の謎、というジャンルの為かとても読みやすくあっという間に読了。
    すごく深い謎というわけではないのであっさりしている感じもしますが、章によっては少し重い話もあったりしてこれがちょうどいいのかもしれません。
    そして、フランス料理ならではのおいしそうな描写。
    お酒は飲めないのですがヴァン・ショーは飲んで見たいような、、、。
    気軽読めるハートフルヒューマンちょっとミステリーという感じで良かったです。
    クレープシュゼット、たべたくなりました、、、。

全483件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

近藤史恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×