奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)

著者 :
  • 東京創元社
3.13
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本棚登録 : 234
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488012298

感想・レビュー・書評

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  • 奇談を求める蒐集家と、その不思議の真実を紐解く助手のお話。

  • この発想はなかったわーの連続。
    強引な部分もあったけれど。
    姫君のところ離婚してしまったのが残念。

  • ミステリと呼ぶにはすこし物足りなさを感じたかもしれない…各短編の推理の付け方がちょっと現実的すぎるというか、逆に突飛すぎるというか、同じ展開で淡々としていてあまり面白みがなかった。でも最後の書き下ろし1話の展開がおもしろかった。最後はきれいにまとまってて、ちょっと鳥肌。不思議ミステリでした。

  • 推理ものはひさぶり(*分類はしましたが、エロ要素は無いですよ?念の為!)です。

    知人の評を読み、手にしました。
    また、ブクログでの皆の評価が低いのも驚きましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
    なんで???
    ミステリー初心者だから、おもろかったのか?
    通な方?ミステリーに造詣高い方には、おもろくないのか?
    俺的には、かなりおもろかったけどね???

    七話の短編(六話とまとめ)です。
    寝る前に一話読んで一週間。
    内容も、ボリュームもちょうど良い感じ。

    文中に出てくる葉巻も飲み物も実に旨そうです♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

    星は、俺的に3.5なのですが、便宜上④で。
    本作、おすすめですよ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


    *知りませんでした&初見でしたが、太田さんは業界ではビッグネームな方?なんですね〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 「告白」程ではないにしても、全編書簡形式というのが斬新でよかった。メールじゃなく手紙というところにこの話の良さがある。手紙は心がこもっているとかよく言われるが、だれが出したかわからないという怖さを併せ持っている。3話の短編集になっていたが、1話の中で悦子と千秋がすり替わって結婚式に出て、誰も気が付かないものだろうか?

  • 奇談蒐集家に、不思議な体験を話しにくる者と
    それを審査する者の連作短編集。

    各短編に深みがなく、最後のオチに繋げるための奇談のようで
    イマイチだった。

  • うーん。。。

    「この世に不思議なものはない」
    と美形の執事?が謎を解くんだけど
    その解き方が無味乾燥というか面白みがない。

    紹介文とタイトルで期待値が上がってしまっていたためか
    正直今一つ、といった感じです。

  • 奇譚を集めている奇譚蒐集家の男とその側近の美形と
    不思議な話をしにくる提供者(?)の短編集。

    うーん。微妙。
    最後の話でオチを持ってくるという作りそのものはまあいいとしても
    それ以外の、特に最初のほうの話のオチの付け方が
    興ざめしてしまう感じだった。

    連作短編で最後に大オチを持ってくるからって
    短編一話一話に魅力がないのは、読み進めるのが面倒になってしまう。

  • 「不思議な話求む」と新聞掲載すると、つられるように何人かが指定されたバーにやってくる。そこで語り部を迎えるのは、蒐集家えびすと助手の氷坂。客が体験談を語り、氷坂が不思議でもなんともないとその謎をとく、というのがいつものパターン。だが、いささかこじつけ感もある。と思ったら、最後にちゃんと繋がった。むしろ、綺麗に収まり過ぎて印象が逆に残らないのが残念。もっと、どんでん返しでも良かったのでは。

  • 世にも奇妙な物語や星新一のような雰囲気で語られていく話。
    短編集なのでスラスラ読めるけど、途中で何度かハズレだったかな…と思う。
    最後の話でオチというか今までの不可解な点が納得いくというか。
    しかし爆発的にスッキリ面白ーい\(^o^)/と終わる訳でもなく、ほうほうふふんっていう風な読後感。

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著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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