- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488012298
感想・レビュー・書評
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奇談を集めてる酔狂な金持ち、本当に奇談かどうか推理して判定するアームチェアディテクティブ。ただ、謎は解かれないままの方が良かった的な展開が多いのだけれど。最後のオチはなかなかインパクトあります。
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奇談を語ると報酬がもらえる、とのことで様々な人が体験した奇談を語るが、氷坂なる謎の人物に奇談ではないことを指摘される。
との構成で物語りは進んでいくが、最後に奇談蒐集家と氷坂の目的が明らかになる。
それぞれの奇談はおもしろく、長さも適当で惹きこまれた。
が、ラストは何ともいえない。。。 -
連載の読み切り短篇をひとつにまとめた作品のため、話の流れがどれも一緒。
テイストも同じなので、続けて読むと若干飽きます。
でも最後のふたつの流れは面白かった。 -
奇談収集家と、奇談を提供して、報酬を得ようとやってくる男女達と、奇談だったはずの話を、あっという間に、現実的に解明してしまう助手との役割がはっきりしていて、1話1話が、きっちりと片付いてゆくことで、気持ちよく読める。文章の表現からかもし出される雰囲気も良い。
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2008.3
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幻想怪奇譚かと思いきや、鮮やかな謎解きにミステリに変貌するところが楽しくもあり、やや落胆してしまう気持ちもあり…。不器用な魔術師の話は、真相が明かされなければとてもいい話だったのに…(苦笑) 短編仕立てですが、すべての物語をまとめるラストが印象的でした。(2008.03.04読了)
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【求む奇談!】新聞の片隅に載った募集広告を目にして、「strawberry hill」
を訪れた老若男女が披露する不思議な体験談――鏡の世界に住まう
美しい姫君、パリの街角で出会った若き魔術師、邪眼の少年と猫とともに、
夜の町を巡る冒険…… -
一言であらわすと、安楽椅子探偵。
奇談を聞いて、その内容の奇抜さによって報酬を支払う。
でも、それってホントに奇談!?
そう思っているのは本人だけ。じっくり考えてごらん?
思い違いをしていたんじゃないの?
と、奇談を次々と解決していくんだけど……でも、実は。
短編が連なり、最終章への面白みを盛り上げていきます。
あぁ、なるほど……そういうことか。
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いつも大事なところで水を差す美人助手に、話し手も聞き手も、読んでいる私もドキドキしてしまった。