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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488016548
感想・レビュー・書評
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表紙の貫録あるネコ様につられて読んでみました。
ちなみに扉に描かれているネコのシルエットもとてもすてきなのです!
12編の短編が収められた本書。
それぞれの短編に同じ登場人物が登場したり、ある短編の脇役が今度は主人公になったり…と、ゆるやかなつながりを持っています。
乾いた質感の文章がくせになりそうです。
訳者あとがきで「著者の奇想が堪能できる」と書かれていましたが、まさに奇想という言葉がぴったりだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
――世界が終わるわけではなく
タイトルに惹かれて購入。すばらしい世界観。
毎日をひたすら生きてみたりちょっと息抜きしてみたりときに逃げたくなったりこもりたくなったりそんな日常を私たちがもし、ありのまま受け入れたなら。
舌にのせるとさながら美しく光り輝くドロップはたまた宝石のような美しい言葉たちに魅了される、ありそうでなく、なさそうである、現実それとも夢なのか、そんな細長い境界線の上を驚くほど華麗にバランスをとりながら読者を惹きこみ魅了する、ナンセンスコメディもしくはナンセンスメルヘン。くせになるちょっとたまらない本でした。 -
12 の作品からなる短編集。
各編のゆるいリンク、不安定感?、不確実性?が、
ちょっとタマラナイです。