一週間のしごと (ミステリ・フロンティア)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 173
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017200

感想・レビュー・書評

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  • 若干、精神的に気持ち悪くなる部分がある。心の汚さというかえぐさというか。
    ミステリというには、謎が弱いかな。

  • ミステリーとしては瑕疵があったと思うけど、それ以外はこの年代に良くある内面が非常に良く描かれていて永嶋さん中々やるなという感じで非常に面白かったです。

  • やっぱ東京創元はあなどれん。
    おそるべしミステリフロンティア。
    物語は、何でも拾ってきちゃう女子高生が、訳ありの子どもを拾っちゃったことから始まります。
    それに振り回される弟と隣の幼馴染み。
    怖いです。
    それを和らげるのが女子高生の楽天的なところでしょうか。
    でも怖いんだけど。
    とりあえず他の作品も読んで見たいと思いました。チェックチェック。

    ブックデザイン / 岩郷 重力+WONDER WORKZ。
    カバーイラストレーション / スカイエア

  • うーん犯人の一人があっさりと分かってしまった。
    でも面白く読めた。

  • 永嶋恵美さんの作品では「転落」を読みましたが、テーマが違うからか、ずいぶん作風が違っています。今回は青春ミステリとなっています。<BR><BR>

    子供を拾ってきた菜加、その弟の克巳、隣人の高校生である恭平、この3人のキャラがなかなか魅力的に描かれています。こうした青春ミステリでは、かなり重要な点ではないでしょうか?しかし、恭平の同級生で親友の忍(男(笑))が類型的なのが残念です。決して、どこにでもいると言う意味のありふれている感じじゃないけど、とにかくありそうな感じなんです(って、これ以上はネタバレになりそうなので、やめましょう)。<BR><BR>

    内容は表題どおり土曜日から始まり翌週の金曜日までの話です(後日談の土曜日がありますが)。実は土曜日から読み始めてほぼ予定通りの1週間後金曜日で読み終えました。主人公にとっては1週間が忙しかったとは思うけど(^^;<BR><BR>

    そうそう、この本のもうひとりの魅力的なキャラは養護教諭です。頭痛の薬が2種類あるのか実際の養護の先生に聞いてみたいものですが・・・・学校の穴について語る姿を想像して、恭平と養護教諭の信頼関係を垣間見た感じがします

  • 有名私立高校に特待生として通う主人公と隣に住む普通の女子高生とその弟が拾ったものは・・。

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著者プロフィール

永嶋恵美一九六四年、福岡県生まれ。二〇〇〇年『せん-さく』でデビュー。一六年「ババ抜き」で第六十九回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。主な著書に『転落』『明日の話はしない』『ベストフレンズ』『視線』『一週間のしごと』、「泥棒猫ヒナコの事件簿」シリーズなど。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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